羽のかろさ

◆第二句集 遠汽笛羽のかろさの春帽子 常に前を向いて天与の命を大切に生きていこうとする気持ちが、この句集 をこのように清々しいものにしているようだ。 (序・村上喜代子) ◆自選十二句 水温む水の流るるやうに生き 遠汽笛羽のかろさの春帽子 生き死にに日差し等しき春朝 逃げ水を追うてどこへも行きつけぬ 樹の齢磐の齢や滴れり 天の声地の声秋の海光る 稲の道?歌の山へつづきけり ※?歌 ひかり飛ぶ蜻蛉や気がつけば独り 秋深し文箱の底に反故の文 攻め焚きの窯の声きく霜夜かな 枯れてゆくものの匂ひや日箭の中 はればれと枯るる大樹や父の声

著者
名取光恵
出版社
ふらんす堂
発売日
2022年12月16日
発売日の出典
openBD
価格
2,700円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784781415185

発売済み

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