バブル文化論

一九八〇年代とはなんだったのか?マスメディアに媒介されたオピニオンも、ファッションに媒介されたアイデンティティも、他者の意識に媒介された自己意識も、等しくメディア時代の産物である。——気鋭の著者が描く、八〇年代の生の感覚。「一九八〇年代」を語る際に、いわゆるニューアカなどの「知のモード」の影響が過度に重視される傾向があるが、八〇年代の特異性は、むしろ、を真に脱却しつつあったこの時代の混沌のエネルギーが抑圧から解放され花開いた《バブル文化》(ストリート文化、大衆文化)にこそ見出される。本書では、一九八四年〜八六年の間に、日本社会が《バブル文化》に移行するとのテーゼのもと、その前/後の政治・経済状況にも目を配り、いまだ語られずにいる「八〇年代」の特殊性を浮き彫りにする。
- 著者
- 原宏之
- 出版社
- 慶應義塾大学出版会
- 発売日
- 2006-06-01
- 価格
- 2,000円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784766412864
- ページ数
- 270ページ
発売済み
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