百人一首 百人の物語

一人に一首、百の歌。百の歌に百人のドラマ! 古くて新しい物語が、またひとつ誕生した! 藤原定家からおよそ8世紀。“歌がるた”には顕れない、人間模様と人生の哀歓を、味読、愛翫ししつつ綴る新・注釈。 13世紀前半、藤原定家が京都小倉山の山荘で『百人一首』を選んで、およそ8世紀。小倉百人一首は「歌がるた」としても愛好され定着した。この間無数の注釈本が書かれ、現代でも研究書が引きも切らない。最初は絶対的だった作者の意図は考慮されなくなり、異説が出て校訂されれば定説となった。 こうして累積した先人たちの解釈に一石を投じるのが本書である。 百人一首の世界に魅せられた著者は、読み、味わい、そして読むことを繰り返した。そして「私はこれに賛成」と言いたくなる説が見つかる、そうすると人に知らせたくなる。どれも納得できずに、替わりに自説が出来上がることもある。その時も人に知ってもらいたいと思う…… 素朴な熱情とも言える著者の発想は、これまで採られなかった行間に込められた詠み人の哀歓、かれらを翻弄した人間模様を現代に浮き上がらせる。
- 著者
- 辻井 咲子
- 出版社
- 水曜社
- 発売日
- 2022-12-01
- 価格
- 1,700円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784880655376
発売済み
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