新聞への思い

明治という激動と革新の時代のなかで 山茶花に新聞遅き場末哉(子規 明治三十二年、日本新聞記者として) 司馬遼太郎の代表的な歴史小説、史的文明論である『坂の上の雲』等を通して、 近代化=欧化とは、文明化とは何であったのかを、 比較文学・比較文明学的視点から問い直す! 「坂の上の青い天にもし一朶(いちだ)の白い雲がかがやいているとすれば、 それのみをみつめてのぼってゆく」明治の幸福な楽天家たちとその後の 「時代人」たちは、「坂の上」のたかだかとした「白い雲」のむこうに 何を見たのであろうか。 陸羯南(くが・かつなん)が創刊した新聞『日本』の「文苑」記者であり、 歌人・俳人・写生文家・正岡子規の軌跡を辿り、生涯の友・夏目漱石、 そして新聞人でもあった司馬遼太郎のまなざしから、しなやかに読む。 「時代人」の跫音にふれながら、「坂の上の雲」を辿る。

著者
高橋誠一郎
出版社
人文書館
発売日
2015-11-11
価格
2,700円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784903174334
ページ数
256ページ

発売済み

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