メルヴィル後期を読む

『白鯨』で知られるアメリカ19世紀の作家ハーマン・メルヴィルは時代の批判者であったがゆえに、出版界、読書界から非難や反発も買った。ミルヴィルは後期の散文作品において、複雑な工夫を講じて本音としての批判を隠しながら書くことによって、そうした非難や反発に対処した。にもかかわらず読書界からの理解が得られないことが判明すると、メルヴィルは詩作へと転じたが、彼の詩は読みこなすのにいかにも骨が折れる。本論集は、新旧2世代の論者6人がメルヴィル後期にとりくみ、『白鯨』、『ピエール』、「ベニト・セレノ」、『戦争詩篇』、メルヴィルとアメリカ現代詩、メルヴィルの批判的想像力、メルヴィル後期の方法などを論じたもの。

著者
中央大学人糞科学研究所
出版社
中央大学出版部
発売日
2008-02-27
価格
2,700円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784805753316
ページ数
224ページ

発売済み

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