〈鞆の浦〉の歴史保存とまちづくり

◆「鞆が鞆でなくなってしまうって思うたんよ」  鞆の浦は風光明媚な瀬戸内海の眺めと古い町並みや名所の残るひなびた港町です。ところが港の一部を埋め立て橋をかけ、道路を通す開発計画がもちあがったのは25年も前のことでした。計画を推進し、観光業を発展させたい福山市・道路建設派と、世界遺産に匹敵する港町の町並みを守りたい保存派がまちを二分する論争をくり広げ、開発の是非が裁判で争われてきました。そして今月、広島県が正式に開発を断念し、長年の論争にピリオドが打たれました。栄枯盛衰のまち鞆の浦の歴史文化、産業と社会構造、まちを揺るがした保存問題の全容を解明し、歴史保存に情熱を傾けてきた人々の記憶を通して、まちづくりはどうあるべきかを問いかけます。詳細な年表付き。著者は京都女子大学現代社会学部准教授。

著者
森久 聡
出版社
新曜社
読者対象
専門書
内容
社会
発売日
2016年6月25日
発売日の出典
openBD
価格
3,800円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784788514737
ページ数
288ページ

発売済み

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