
2001年3月15日発売の新刊一覧
該当件数: 8件
2001年3月15日


自分たちの可能性だけを信じて、ポピュラー・ミュージックの世界を根底から覆し、そのヴァラエティの広さと革新性において、驚嘆すべき珠玉の楽曲の数々を生み出した、リヴァプール出身の四人のミュージシャン。彼らのその破格の成長の軌跡を追ったのが本書である。本書ではビートルズの音楽について、彼らが公式に発表したレコードばかりでなく未発表の作業テープにも言及しつつ議論が展開される。それらの貴重な音源は彼らの曲作りのプロセスを明らかにし、グループにとって大きな転換点となったいくつかのレコーディングがスタジオにおいてどのようにして誕生したのか、その様子を垣間見せてくれるだろう。本書は、グループの多様な変遷をたどりながら、1960年代のポピュラー・カルチャーの勃興を背景にして考察を試みるものである。
発売済み
2,400円(税込・書誌情報提供:openBD)

文学・社会・言語といった多面的なアプローチから、異文化としての英米文化をとらえる論集。文化の《陰》に《光》を当てることによって、〈英米文化〉の本質に迫る8篇の論文を収載。「〈英米文化学〉のこころみ」第2弾! 【収録内容】 ワイオミングの光と陰—序にかえて ▼ホーソーンのみるピューリタン社会の光と陰—『緋文字』論考 ▼日系レズビアン作家研究の展望 ▼アメリカ史の中の病気、移民、公衆衛生—「腸チフスメアリー」とS・ジョセフィン・ベ ーカー ▼アメリカにおける所得格差の拡大—その意味と方策をめぐって ▼二つの革命とバークの自由論 ▼イギリスの1988年人権法とイギリス公法原理の転換 ▼後期中英語の祈願文—パストン家三代の妻たちの書簡を通して ▼言語情報処理と認知脳科学—読みの認知機構
発売済み
2,300円(税込・書誌情報提供:openBD)

東インドネシアのイカット(絣)やジャワのバティックなど、インドネシアは染織の宝庫といわれています。染織工房「イカット」主宰の染織家、渡辺万知子さんは、1972年にバリ、ティモール、スンバを回って以来28年間、毎年インドネシア各地の染織をつぶさに見てきました。その集大成がこの本です。 インドネシアのどの島にも伝統豊かな素敵な布があります。それぞれの紋様のもつ深い意味。染めや織りにかけられる気の遠くなるほどの時間と手間。それがすべて、日常生活や儀式の中に「生きている」のに感動します。染織愛好家ならずとも思わず見とれてしまう素晴らしさです。 この本はまた渡辺さんの染織「紀行」でもあります。まだ旅行者がほとんどいなかった時代から彼女はどのようにして旅を続けたのか、インドネシア各地の人々となにを語り合い、なにを見たのか……旅の本としても群を抜いた面白さです。
発売済み
9,000円(税込・書誌情報提供:openBD)


カッパ、土グモの正体は? 王化、出世、世間とはなに? 卑語にされた“真処”とは? ロングセラー『鬼の日本史』(上下・6刷)をはじめ、『閉ざされた神々』(5刷)『闇の日本史』(4刷)『鬼の太平記』など、既存の歴史解釈に真っ向から挑戦し、古代史に新風を吹き込むとともに、王権によって貶められた物言えぬ神々や敗者ゆえに抹殺され、妖怪とされた人々の声を、産鉄民俗の知識で甦らせる“沢”民俗史学の集大成。五十音順に配列した語彙・事項(約12000)に、それぞれ独自の史的解釈を加え、語源を始め、本義、そして王権によって加えられたさまざまな語り(騙り)事を読み解く。何気なく使われる日常言葉に潜む歴史の暗部とその真相をわかりやすく説く本書は、日本語再生への第一歩となるだけでなく、隠蔽されてきた歴史の裏側にひそむ謎解きのキーワードを提供する。
発売済み
15,000円(税込・書誌情報提供:openBD)
