
2021年6月16日発売の新刊一覧
該当件数: 21件
2021年6月16日


◆全句集 楠本憲吉に「至宝の高弟」と言わしめた、鈴木明は俳句形式の深淵を圧倒的なエスプリと天性のウィットによって自らの身体で刻印していく。その作品群は、時代や思想、美学までをも濃密に一句に留めつづける。 既刊五句集に、増補版「今日」を加えた2020句を収録。 年譜・初句索引・季語索引 ◆収録内容 第一句集『独神』 第二句集『写楽』 第三句集『白 ―HAKU―』 第四句集『〇一一年一月』 第五句集『甕 Amphora』 増補版「今日」 跋 岡田路光 年譜 鷲ケイジ 初句索引・季語索引
発売済み
12,000円(税込・書誌情報提供:openBD)

生殖補助医療、養子縁組、代理母出産、LGBTカップル、子どもをもたない それぞれの決断と勇気のストーリー 本書は、著者ボグスをはじめとする、さまざまな人々の 「子どもを迎えるまでの物語」 を描いたノンフィクションエッセイです。 小説家である著者が妊活を始めてから、体外受精による妊娠・出産にいたるまでの5年間に経験した個人の物語、そして、不妊治療や養子縁組について調べる中で、著者が出会ったさまざまな人々の出産や養子を迎えるまでの話が丁寧に綴られています。 この本に登場する人工授精、体外受精、里親、特別養子縁組で子供を迎えた人々や、子どもをもたないことを選んだ人々の中には、ヘテロセクシュアルも、LGBTQ+コミュニティの人間も、カップルも、またはシングルペアレントもいます。同性婚の法制化が依然として待たれる日本においても、同性婚がもたらすであろうLGBTQ+カップルの家族のもち方の選択肢について、パートナー間、そして社会全体でも、あらためて考えるきっかけをくれるケーススタディが描かれています。また、経済的状況や、住まう地域、人種、信仰の違いによる、不妊治療へのアクセスに格差がある米国内の不妊治療や、近年日本でもあらためて問題になった優生保護法の傷跡についても描かれています。 また、不妊であることに対する「偏見」、そしてそこから来る「劣等感」に「打ち明けにくさ」という個人の悩みの根本の部分については、子どもがいない人々の静かな悩みや、もたないことを選んだ人々と社会との関わり方を、文学や医療、そして文化や宗教の歴史の中で、どのように扱われてきたかなどが記されています。 この本は、子どもを望むあらゆる人々に、 「あなたは一人じゃない」 「あなたにも選択肢があるよ」 と呼びかける、静かで確かな希望に満ちた本です。 【出てくるケース】 ベルの場合 著者。三度の人工授精を経て、体外受精治療への移行を医師に勧められる。 迷いながらも、体外受精に踏み切るまでのなかで、なぜ自分がこれほどまでに自らの子を渇望するのかを知るために、文化的なすりこみなどの背景や、医学的な根拠などを丹念にリサーチしながら、特別養子縁組を経て親になった人たちや、代理母を模索する人たち、子どもを持たないことを選んだ人たちと出会い、話を聞く。 ネイトとパルルの場合 不妊治療に何年もとりくみ、6回の流産を経て米国内で養子を迎える。米国の民間の養子縁組エージェンシーを通し、養子縁組希望を登録して数週間後に急遽女児を家族に迎えることになる。州の法律によって出生後の実母がやはり子どもを引き取りたいなど気持ちを変えるまで、24時間のみ与えられているユタ州のエージェンシーを通したため、出産の知らせを受け、急いで他州へと飛び立った。ビジネスライクなエージェンシーのプロセスに疑問を抱いた二人は、国内の養子縁組について啓蒙と支援を行うグループを立ち上げる。 マークとレイチェルの場合 HIV/AIDSで親を亡くしたという4歳の男の子をエチオピアから国際養子縁組で迎える。現地に息子を迎えに行く際に、息子の親戚にも顔を合わせるものの、帰国後、息子と家族になった過程の話をするなかで、息子に「親は死んでいない」と言われてしまう。言葉が通じず通訳を介するしかないエチオピアでは、出生証明書や死亡証明書などもない。二人の話を通して国際養子縁組の不透明な部分も指摘されている。 ウィリス・リンチの話 1948年、当時14歳だったウィリスは、優生保護法によって「子どもを持つには不適」とされ、住んでいた州立の児童養護施設から近隣の病院にうつされ、強制的に去勢手術を受けさせられる。州に対して賠償金を求める活動を行うほか、講演などを行う。 メッカ・ジャマイラ・サリバンの場合 米国人作家。強い女性主人公の登場する小説を書く。「人生で色々なものが欲しいけれど、今は子どもは欲しくない」と公言する。Childless(子なし)やChildfree (子どもを持つことから解放されている)などの表現をどう思うか尋ねられ「子どもがいたとしても、女性や作家と言われる方が良い」と言う。 ホリー・ブロックウェルの場合 英国人作家。29歳当時、自ら避妊を希望するも、英国の国民保険サービスの登録医師たちに手術を4度拒否され、英国内で物議をかもした。「子どもを産み育てるには十分大人だと言われるのに、子どもを持たないという決断をするには若すぎると言われた」として、ダブルスタンダードを指摘する。 ゲイブとトッドの場合 ゲイカップルの二人は結婚後一年を経て、子どもを迎えることを決意する。代理母を選びながらも、国際的な代理母出産ビジネスにまつわる母体へのリスク、依頼主と代理母の経済的なパワーバランスなどに葛藤する。 マーガレットの場合 9回の体外受精治療と7回の流産を経て、妊娠する。38歳で不妊治療開始当時住んでいたNY州では、不妊治療の適用ケースや範囲が限られていて、多額の治療費への負担が強いられた。その後、転職で引っ越した先のマサチューセッツ州の医療保険では、不妊治療の医療保険適用範囲が広く、高額な不妊治療を続けることが可能となった。42歳で自身の卵子での体外受精に成功する。 カンダスの場合 イタリア系米国人の夫を持つ、アフリカ系米国人女性。白人やアジア人のドナー卵子数にくらべアフリカ系の選択肢が非常に限られていたことを指摘する。 【ベスト・ブックス・オブ・ジ・イヤー選出メディア一覧】 ・Kirkus ・Publisher Weekly ・Buzzfeed ・the Globe and Mail ・the Oprah Magazine
発売済み
2,100円(税込・書誌情報提供:openBD)

Covid-19のパンデミック発生からはや 年 が過ぎました。大手から零細まで全ての 企業、個人事業主、人が、商いの方法を 少なからず変化させる必要に迫られた 年。雑誌「IN/SECTS」を発行する私た ち LLC INSECTS も同じく岐路に立ち、自 社の出版事業の拡大へと舵を切り始めま した。そして、自分たちの周りを眺めて みれば、私たちのすぐそばにいる小売業、 書店でも新たな動きが地方から、始まっ ているように思います。商いのみならず、 働くということも含めた新生活がそこに あるのでは? という期待を胸に、今号ではNEW ‘BOOK SHOP ’ CULTURE と題 して、様々な書店の今に注目してみます。 ●表紙 イラストレーター 李漢強による、描き下ろしイラスト ● グラビア 檀上 遼 馬馬虎虎 特別編 ●登場する書店(順不同) なタ書/taramu book & café/青旗/SUNNY BOY BOOKS/TOUTEN BOOKS/LVDB BOOKS/誠光社/FOLK old book store/READAN DEAT/ON READING/開風社/BOOKNERD/橙書店/スタンダードブックストア/バリューブックス/本屋B&B/ホホホ座/VOYAGE KIDS/レボリューションブックス/シカク/エトセトラブックス/弍拾db ● 寄稿「次の大仕事を妄想する」 内沼晋太郎 ● 寄稿「僕が汽水空港を営む理由」 モリテツヤ ● etc.books特別対談 「フェミニズム書店は インクルーシブ書店 」 松尾亜紀子×柚木麻子 ● 都会の隙間にズームイン! あの人の誰にも教えたくない 読書スポット ● 書店員さんのお仕事日記 ● コラム「私の好きな書店」 藤野可織/前田エマ/綾女欣伸 三 島 邦 弘( ミ シ マ 社 )/ 福 永 信 増田 薫(思い出野郎 チーム)ほか
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1,700円(税込・書誌情報提供:openBD)

看護師・医師や弁護士・看取り士など33名が,人生のターミナルポイントに焦点をあて,ケアとキュア(治療)を平易に描く。
発売済み
3,400円(税込・書誌情報提供:openBD)


予期せぬ妊娠をした場合、具体的にどのような支援が行われているのかを、学校関係者や医療関係者などにうかがった。リプロダクティブ・ヘルス/ライツ実現のためには、学校、医療機関、国や自治体、そして私たちはどのような…
発売済み
1,771円(税込・書誌情報提供:openBD)

地球の滅亡、感染症、種の絶滅、大量消費……《 解決の鍵はいつだって未来にある! 》 身に覚えのないことで突然、収容所に監禁された英語教師のスンギュン。16名もの教え子が殺人者になっているという。 そして、その原因が自分の“ 声” にあるというのだが……(「声をあげます」) 『フィフティ・ピープル』『保健室のアン・ウニョン先生』の人気作家が放つ初めてのSF短編集。 文明社会の行きづまりを軽やかに描き出し、今を生きる女性たちにエールを贈る、シリアスでポップな8つの物語。 二十三世紀の人たちを怒らせるのではないかと思うと私は恐ろしい。 この正常ではない、腹立たしい豊かさは最悪の結果に終わってしまうだろうと思う。 未来の人々に軽蔑されずにすむ方向へ軌道修正できたらいいのに。(「あとがき」より)
発売済み
1,600円(税込・書誌情報提供:openBD)