2024年6月4日発売の新刊一覧
該当件数: 52件
2024年6月4日

「牛肉のひれや、人間の娘より、柔々(やわやわ)として膏(あぶら)が滴る……甘味(うまい)ぞのッ」 “世界に冠たる「きのこ文学」作家”泉鏡花の8作品を集成! 『原色日本菌類図鑑』より、190種以上のきのこ図版を収録! その魅力を説く「編者解説 きのこ文学者としての泉鏡花」付! お姫様は茸(きのこ)だものをや。 紅茸と言うだあね、薄紅(うすあこ)うて、白うて、美い綺麗な婦人(おんな)よ。 山路はぞろぞろと皆、お祭礼(まつり)の茸だね。坊様も尼様も交ってよ、尼は大勢、びしょびしょびしょびしょと湿った処(ところ)を、坊主様(ぼんさま)は、すたすたすたすた乾いた土を行く。湿地茸(しめじたけ)、木茸(きくらげ)、針茸、革茸(こうたけ)、羊肚茸(いぐち)、白茸、やあ、一杯だ一杯だ。 初茸なんか、親孝行で、夜遊びはいたしません、指を啣(くわ)えて居るだよ。……さあ、お姫様の踊がはじまる。(「茸の舞姫」より)
発売済み
2,700円(税込・書誌情報提供:openBD)

どういう利用者、どういう場面に、どのロボットが必要かを絵本で平易に解説。介護福祉士を目指す留学生のために解説に英語を併記。
発売済み
1,200円(税込・書誌情報提供:openBD)

緊急出版「チェルノブイリ法日本版」を制定し、原発事故被災者に人権を! 原発推進・反対に関係なく、国家として原発を維持する以上、事故被災者の人権を守る法律が欠かせない。それはどのような法律か。制定によって何がもたらされるか。どう実現させるか。「市民が育てる『チェルノブイリ法日本版』の会」の提言と条例案。
発売済み
636円(税込・書誌情報提供:openBD)


六四天安門事件三十五周年記念出版 「六四」天安門事件を契機に亡命した10名の知識人がライフ・ヒストリーと中国現代史の交差においてマージナルな故に「真の力」を獲得し、複合的な諸困難をも乗り越えるダイナミクスを論考。国外亡命だけでなくポストコロニアリズムによる国内亡命にも迫り、そのルーツの生長と越境に<もう一つ>の存在意義があることを書証・口証・物証・例証を通して多角的に検証。無批判のオマージュではなく、様々な存在形態の知識人がもつれ合って織りなす人間模様、有形無形の「檻」から身体的精神的に脱出した野性的な知の群像画。 亡命し、敢えて在野に身を置いた、中国の科学者や文学者たち─劉賓雁、方励之、高行健、鄭義、厳家祺、楊煉、哈金、廖亦武、老木などの国外亡命者に加え、劉暁波やツェリン・オーセルなどの国内にとどまりながら飼い馴らされない文学を貫いた、言わば国内亡命者を取り上げ、母国の大地から自らの根を引き抜いた「強者としてのデラシネたち」の死地的状況下での覚悟と思想を分析する。
発売済み
6,200円(税込・書誌情報提供:openBD)