2025年6月27日発売の新刊一覧

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該当件数: 24件

2025年6月27日

定番漢詩教材考

漢詩は必ずしも中国由来のものばかりではなく、わが国の文学作品にも強く結びついている。では漢詩はどう日本で読まれてきたのか。そんな漢詩はどう教育のなかで教えられてきたのか。漢文教育の必要性をより客観的な観点から論じるための、読み歴史と教育の歴史がわかる。 定番化した「漢詩」教材を取りあげ、その受容状況と教材的な観点を柱として論じる。 日本における唐詩受容の変遷を、平安時代・五山時代・江戸時代・明治時代以降の諸書を通して詳細に俯瞰し、唐詩作品を教材的な観点から分析する。受容変遷については、精緻を極め、ときに戦争漢詩教材まで言及される。明治時代以降は平成、令和とつい最近のものまで視野に入る。 国語教育としては、近代教育における漢詩教材の取り扱いについて述べた「第一章 漢詩教育史―近代教育から漢詩創作指導までの道程―」は必読。国語教育としての漢文教材の位置づけに関して、考えるヒントを示す。漢詩鑑賞指導についてのコラムも多数掲載。 王翰「涼州詞」、孟浩然「春暁」、王維「陽関三畳」、李白「白帝城」、崔顥「黄鶴楼」、杜甫「春望」、張継「楓橋夜泊」、白居易「香炉峰下」などの唐代名詩の受容状況と、教育の歴史がわかる本です。 【本書は国語教科書においてもなじみのある唐代の定番漢詩教材を取りあげて考察したものである。中国においてはそれぞれの詩語をもとに後世の漢詩作品が生み出されたことは論を俟たない。ただし、わが国では各漢詩人に立脚した作品論が多く報告されているものの、各詩語からの考察がなされることはほとんどなかった。これが本書の他書とは異なる画期的な点であろう。本書を一読していただければ、わが国で唐詩をどのように受容して日本漢詩を生み出してきたのか体感していただくことができるものと思われる。】……「序章 日本人と漢詩」より

発売済み

2,800円(税込・書誌情報提供:openBD)

東南アジアのリバース・ジェンダー・ギャップ

東南アジア諸国では、高等教育段階において女性が優位となるリバース・ジェンダー・ギャップ現象が進行している。「女性の高学歴化の光と影」「男子はどこへ問題」「ジェンダー二元論を懐疑し、超える」といったテーマを軸に、この新しい現象の現状やその背景要因の解明を試みる。

発売済み

2,700円(税込・書誌情報提供:openBD)

アン・ドヒョン詩選集 あさみどりの引っ越し日

文学賞に輝いた作品、教科書に掲載された作品などの代表作をはじめ、詩集10作から選んだ66篇を、詩人が時代とどのように呼応してきたかわかるよう年代順に配した日本オリジナル詩選集。 巻末の編訳者解説「小さなものたちと紡ぐ共生の詩」では、 詩人の来歴や、これまでに発表された著書について詳しく紹介している。  アン・ドヒョンが詩壇にデビューして40年以上が経った。  1980年代という韓国の激動期から詩壇を彩り続ける彼の作品は、  社会の変化に伴って主題が異なっている。しかし、  常に根底にあるのは「共生」だ。人と人、社会、自然との共生を  奥行きのある背景にして、目に見えないものごとを  目に見えるかのように日常の言葉で詩を書いてきた。 ――五十嵐真希(編訳者解説より)

発売済み

2,200円(税込・書誌情報提供:openBD)