
2025年9月26日発売の新刊一覧
該当件数: 10件
2025年9月26日



◆百句シリーズに長谷川かな女が登場! 俳句のなかに生きて死んで 長谷川かな女は俳壇的には「ホトトギス」出身の俳人である。明治の終わりころから「ホトトギス」に投句し、やがて夫君長谷川零余子とともに「ホトトギス」では中心的な存在となり、婦人一〇句集の廻覧を手掛け、また婦人俳句会の幹事を虚子などと務めた。 第一次大戦後の大正期、日本が女子教育の重要性を啓発し始めるころに呼応するように、かな女もまた社会へ目を向け、創造の世界を開拓することを心の中に萌芽させたのであろう。 一九二〇年に零余子が「枯野」を創刊するとかな女も主要同人として活躍するようになる。 零余子が急逝し、「枯野」が「ぬかご」に改題するが、やがてかな女は「水明」の創刊主宰として独立することとなる。 以後三九年の長きにわたり浦和の地で「水明」を育てつつ、かな女自身も創造世界を深めてゆくこととなった。戦前戦後の新興俳句運動やいわゆる戦後派とは一線を画し、また根源俳句論や社会性俳句論争とも距離を置きながら独自の俳句を深めつつ、一方で人との関わりはその範囲を超え各界の著名人とは広く交流している。 かな女の創造世界の特徴は、融通無碍と言って良いであろう。また俳句だけでなく俳句エッセイの世界を大きく前進させたことの俳壇への貢献も評価されてしかるべきである。 (解説・網野月を)
発売済み
1,500円(税込・書誌情報提供:openBD)

洋画大不振時代の到来、日本映画大復活(アニメばっかりだけどな)! あなたの知らない映画の世界は、まだまだ続く スクリーンから洋画が消え、アニメーションが上映ホールを埋め尽くすいま、 日本映画は新たな黄金時代へと向かうのか、それとも大爆発(ビッグバン)が待っているのか。 孤高の映画評論家・柳下毅一郎が、真の「最先端の日本映画」とともに現代を問う。 皆殺し映画評論、見参! ◎日本映画 26本 ◎映画評論家・轟夕起夫との現代日本映画の隆盛を分析するイベント対談を採録
発売済み
2,200円(税込・書誌情報提供:openBD)

新しいインターネット美学、〈リミナルスペース〉のすべて。 その誕生の過程と影響を、膨大なビジュアルとともに体系的に掘り下げる初の書籍、待望の翻訳! 人の気配のない出入り口や階段、長い廊下、古びたホテルのロビー、寂れたショッピングモール、無機質な地下鉄の駅……。 こうした日常で目にする光景の中に、不穏さと不気味さ、そして抗いがたい魅力を見出す「リミナルスペース」は、インターネットを中心に爆発的に広がった、2020年代を代表する美学的ミームです。 例えば、社会現象となったウォーキングシミュレーターゲーム『8番出口』は、リミナルスペース的な世界観の代表的な作品と言えるでしょう。 本書で取り上げるのは、映画『シャイニング』のかの有名な長い廊下、インターネット怪談の「バックルーム」、ヴェイパーウェイヴ音楽、ブルータリズム様式の巨大建築、さらにはマグリットの絵画など。時代や分野を縦横無尽に横断しながら、リミナルスペースの美学はそこかしこに息づいています。 リミナルスペースが引き起こすのは、ただの不安な感情ではありません。 人々の記憶と想像力に深く共鳴し、心の奥底にまで響く感覚を呼び覚ますのです。 リミナルスペースの何が怖いのか? なぜ私たちはリミナルスペースに魅了されるのか? 新しい「不安と恐怖の美学」の誕生の過程とその影響を徹底的に掘り下げる、リミナルスペース“解体新書”。 この一冊を手に取ることで、あなたの周りに潜む「異質な空間」の恐怖と魅力を、新たな視点で再発見することができるでしょう。日常の中に潜む非日常を感じたい方、アートや映画、ゲームに興味がある方にとって、必読の一冊です。
発売済み
3,400円(税込・書誌情報提供:openBD)


恐怖が、再定義される── 『ゲット・アウト』の監督・ジョーダン・ピールが送る 黒人作家たちによる恐怖の最前線 【ローカス賞、ブラム・ストーカー賞、英国幻想文学大賞受賞/世界幻想文学大賞最終候補作】 『ゲット・アウト』『アス』『NOPE/ノープ』で世界に衝撃を与えた映画監督・脚本家ジョーダン・ピールが編集を手がける、全編書き下ろしによるブラック・ホラー短篇集。 本アンソロジーに収録された19の作品では、奴隷制度の記憶、公民権運動のトラウマ、移民としての分断されたアイデンティティ、そして現代社会の見えざる暴力など、超自然の恐怖だけでなく、アメリカ社会に深く根を下ろした不正義や歴史的暴力といった“現実”の〈悪夢〉が描かれる。 作家陣には、N・K・ジェミシン、ンネディ・オコラフォー、レベッカ・ローンホース、タナナリーヴ・ドゥーら国際的に高く評価される作家たちが名を連ね、新進気鋭の書き手も多数参加。また、ジョーダン・ピール自身による序文も収録されている。 ローカス賞、ブラム・ストーカー賞、英国幻想文学大賞を受賞したほか、Esquire、CrimeReads、シカゴ公共図書館の「年間ベストブック」にも選出された。 また、英・ガーディアン紙は「今年最高のアンソロジーであるだけでなく、時代を超えて語り継がれる一冊」と絶賛している。 ブラック・ホラーの最前線を記録する、必読のアンソロジー。 あなたがまだ見ぬ恐怖が、ここにある──
発売済み
4,800円(税込・書誌情報提供:openBD)

ドビュッシーが暮らしたパリの街角をめぐり、名曲、写真と共に人生と音楽をたどる。音楽配信サービスで名曲を楽しむリニューアル版!
発売済み
2,200円(税込・書誌情報提供:openBD)
