2026年4月18日発売の新刊一覧

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該当件数: 3件

2026年4月18日

階級と「私たち」のゆくえ

分断された社会で、「私たち」は成り立つのか? イギリス映画が描く階級の物語から、新しい連帯のかたちを探る。 階級ではなく格差という言葉が選ばれることの多い日本社会。格差という言葉が選ばれるとき、何が隠蔽されているのか? 「階級先進国」イギリスの映画および文学を読み解いていくことで、格差が隠すもの、そして階級のまだ見ぬ可能性を探る。 本書は階級を軸に、イギリスの近・現代史や、現在の新自由主義経済下の社会を批判的に捉え、労働や家族、成長(観)、ギグ・エコノミーなどさまざまな変化や問題を浮き彫りにする。そして、日本の作品や社会状況とも比較しながら論を展開することによって、現在日本において「私たち」を作り出す萌芽を見出していく。 ケン・ローチ作品をはじめとするイギリス映画だけでなく、19世紀の古典『大いなる遺産』や作者の死後発表された『モーリス』など、多彩なイギリス文学も扱う本書。階級についての思考を深めるだけでなく、新しい視点からイギリス映画や文学を楽しむための一冊となっている。 【本書で扱う主な作品】 『キングスマン』『わたしは、ダニエル・ブレイク』『ジェイン・エア』『大いなる遺産』『リトル・ダンサー』『さらば青春の光』『モーリス』『トレインスポッティング』『ケス』『家族を想うとき』『サンドラの小さな家』『パレードへようこそ』『オールド・オーク』『万引き家族』『あのこは貴族』『パラサイト 半地下の家族』『バーニング 劇場版』『ノマドランド』『パブリック 図書館の奇跡』ほか

発売済み

2,600円(税込・書誌情報提供:openBD)

今日もきものと365ー着る日はうれしい、着ない日も愛おしい

<リアルなきもの暮らし365日の記録>   産地の取材、お話会、季節の行事、旅、お茶の稽古、友人とのランチ……。お出かけ先に合わせたスタイリングもあれば、気楽な普段着も。着物や帯の収納、洗濯やお手入れ、愛用する着付けの道具、下着や襦袢、季節の演出法やフォーマルでの装い、バッグや履物などを2024年〜2025年の日記をもとに再構成しました。 着付けはラクチン優先、コーディネートは「これが着たい」という気持ちを大事に。リラックスして、暮らしにきものを溶け込ませるように着る。着付けやヘアセットがイマイチな日もあるけれど、それがリアルだし、がんばらなくていい。それが著者の姿勢です。 手持ちの小紋や紬、浴衣は、希少な伝統工芸、こだわりのお誂え、お下がりやネットで購入したものまでさまざま。そのすべてに愛を注ぎ、汚れを恐れずしまい込まず、着ることで育つ風合いを愛でる日々。着ない日もやることがたくさん! それも含めたきもののたのしみが伝わってきます。

発売済み

2,700円(税込・書誌情報提供:openBD)

間文化性から音楽を考える

本書は、「間文化性(Interculturality)」という、明確に定義づけることが難しい概念を出発点として、著者それぞれの立場から、音楽をめぐる現象や作品を考察し、その背後にある思想や社会を読み解いていく試みである。 文化と文化の「間」とはなんだろうか。本書が第一に想定しているのは、アイデンティティの「間(あいだ)性」と音楽の関係である。 現代は国籍や性別や血縁関係でアイデンティティを推し測れない時代である。 不思議なことに、音楽と向き合うとき、「本当の自分」に出会えたように感じることがある。本書では音楽作品に向き合うことで、自分自身を投影し、定義づけるだけでなく、他者を知り、理解するために、音楽分析の新たな方法論を探究する。歴史的な軸と、思想的な軸を交差させながら、読者とともに「間文化性とは何か」を考え、音楽分析を通して徐々に明らかにしていくよう構成されている。

発売済み

3,000円(税込・書誌情報提供:openBD)