
2026年5月14日発売の新刊一覧
該当件数: 7件
2026年5月14日


◆最新句集 冬の月母の知らない日を生きる 母亡きあとの今日までの「母の知らない」日常。過ぎ去った日々の気の遠くなるような忍耐、忍苦の時間。 句の中身は一時代前かも知れないが、これも一つの女性生活史である。 (序に代えて・鈴木明) ◆自選十句 下萌えや団塊世代が待っている こどもの日子供のような人といる 天の川美しく老いるなんてうそ 金木犀彼らが巣立った家の庭 飛び石のえくぼに残る寒の水 その昔ひまわりだったお母さん 日短か背中のチャックが上げにくい 皺深き手を携えて十三夜 凍蝶や執着にあらず我が余白 冬の月母の知らない日を生きる
発売済み
2,600円(税込・書誌情報提供:openBD)

打楽器奏者として絶大な信頼と人気を誇る會田瑞樹によるオリジナル歌曲集。演奏家としてのみならず、様々な編成での作・編曲、国内外の重鎮並びに新進気鋭の作曲家への意欲的な委嘱活動、そして自身の画期的な舞台企画など、彼の存在感は唯一無二である。本書は、北原白秋がイギリス童謡「マザーグース」を日本で初めて翻訳した著作をテキストに、會田氏独自のセンスで歌曲としてよみがえらせた120編から選りすぐりの50編をまとめたもの。初演は2025年5月、レジデント・アーティストを務める横浜市神奈川区民文化センターかなっくホールにおいて、活字投影などの舞台装置を駆使して行われた。曲は大小さまざまでヴァラエティに富んでいるが、編成もヴァイオリンやクラリネット、コントラバスなど曲ごとに変わるため、本出版企画ではピアノ伴奏に統一した。
発売済み
2,200円(税込・書誌情報提供:openBD)

◆合同句集 この度の合同句集『向日葵』が、母胎であります一般社団法人「むつみ会」創立七十周年を記念して上梓されましたこと、心からお祝い申し上げます。 複雑な現代社会で、重要な職務を果たされている弁護士の方々の夫人として「福祉活動による社会貢献」に寄与していらっしゃる、その誇りと気高い心がそのまま句集に反映されていると言えましょう。 (序より・杉阪大和) このたび上梓いたしました『向日葵』は、むつみ会員とむつみ会以外の俳句を愛しむ方々で作成された合同句集の四冊目となります。 今回の句集は参加者十六名、句会のメンバーのみならず、かつて共に句会に集われた方々、会誌『むつみ』に句を発表されている方々のご協力を頂戴することにより幅広い俳句を載せることが叶いました。既に鬼籍に入られた方もいらっしゃいますが、人生の切り取られた一瞬を、選び抜いた言葉で描き出した詩の世界は永遠に生き続けております。決して色褪せない生き生きとした情動に再び巡り会えることは、句集刊行の喜びです。 (あとがきより・嶋田香里)
発売済み
2,800円(税込・書誌情報提供:openBD)


日本の怪談傑作選第3巻は泉鏡花の「高野聖」「天守物語」「外科室」「註文帳」を収載。 表題作の「高野聖」は旅の僧侶が若き日に峠越えをした時の不気味な体験を語る。「天守物語」は魔のものが住みつく天守の主である富姫と遊びに来た亀姫の交流、そして人間の図書之助と富姫の恋を描いた戯曲。「外科室」は伯爵夫人がとある理由で麻酔を拒みそのまま開胸手術をうける話。「註文帳」は吉原の剃刀研ぎが毎月19日に仕事をしない理由の話を描く。
発売済み
3,500円(税込・書誌情報提供:openBD)

「統一劇場」から「NPO現代座」へ。劇作家・木村快の波乱に満ちた半生を綴る。 「劇団の中にあって木村快さんはきわめて地味な存在である。風采もさほどあがらない、無口だし、人前に出たり目立ったりすることを極端にいやがるシャイな人柄である。だがこの人の頭脳はじつに精巧であり、苦難に満ちた人生を歩んできたこの人の思考はきわめて柔軟である。私はこの人と語り、この人の感性や思考に触れるとき、『統一劇場』という奇蹟の謎がほんの少しわかる気がするのである」山田洋次〈映画監督〉(旧版より)
発売済み
1,800円(税込・書誌情報提供:openBD)