2026年6月2日発売の新刊一覧

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該当件数: 5件

2026年6月2日

私がみた戦時下の中国・台湾

日中戦争からアジア太平洋戦争の時代、国策会社である満鉄・華北電電・中華航空の通信技士だった父に連れられて中国大陸と台湾を転々とした一人の少年がいた。アカシアの街・大連から最前線の街・開封へ、さらに大都市の天津から国際都市・上海、そして海を渡り台湾へ。彼がそこでみた光景と出会った人々、そしてそのなかで感じ、思ったことはどのようなものだったのか。戦時下にあった帝国日本外縁の様相を実際に経験した著者が描いた貴重な回想の記録。中国近現代史研究者の久保亨(元・信州大学教授)の解題も付す。

発売済み

1,800円(税込・書誌情報提供:openBD)

春遊

◆第三句集 本句集は二〇二一年以後俳誌「古志」、 二〇二四年以後俳誌「街」に入選したものを中心に編集したものです。 (あとがきより) ◆作品紹介 冬の雨つきて旅客機疾走す チューリップ見ゆる北窓開きけり 小漁港春潮みちて波立てり 金物の町を流れて秋の川 デッサンや冬の林檎に影入るる 朝食のコーヒー淹れて春ここに 帰宅せし妻のこゑして夏の暮 ものの芽を巻き込みにけり牛の舌 青大将通り切るまで立ち尽す 冬蝶に別の冬蝶近くゐて

発売済み

2,800円(税込・書誌情報提供:openBD)

もっと深く絶望せよ、と吉本隆明はいった

★圧倒的な吉本語録の力★ 思想の原型が凝縮された「初期」から「大衆の原像」と共同幻想論、そして親鸞へ——、吉本〝倫理〟思想はどのように展開されてきたのか、本人の言葉で探究する

発売済み

2,800円(税込・書誌情報提供:openBD)

ギュンター・グラス「言われねばならぬこと」

【詩『言わればならぬこと』日本語訳とドイツ語全文を掲載】核兵器開発が噂されるイランと核武装が公然の秘密となっていたイスラエルが緊張関係にあった2012年4月4日、ドイツ、スペイン、イタリアの新聞紙上に老作家の一編の詩が発表された。詩を発表したのは、1999年にノーベル文学賞を受賞、戦後ドイツを代表する作家ギュンター・グラス。『ブリキの太鼓』などの作品で世界中に読者がいるこの作家が『言われねばならぬこと』と題したこの詩は、発表された当日から大論争を巻き起こし、作家への大バッシングとなっていく。 詩では何が語られているのか、なぜ大論争となったのか。本書では、グラスの詩『言われねばならぬこと』と、それが引き起こした論争をとおして、この詩の意味と、ドイツとイスラエルの関係について、考察する。

発売済み

2,000円(税込・書誌情報提供:openBD)

ながい窖

手塚治虫の全集未収録作『ながい窖(あな)』。戦前から戦後にかけての在日朝鮮人の姿を通し、忘却された歴史や差別の実態を克明に描き出した1970年初出の重要作が、原稿からの再スキャンにより待望の復刻。漫画研究のみならず朝鮮近現代史等の歴史学的視点も交え、作品の時代背景を精緻に紐解く80頁の解説を付し、手塚治虫の現代性を捉え直す。【解説】四方田犬彦/本浜秀彦/李鳳宇/神谷丹路/林晟一/李英美

発売済み

2,000円(税込・書誌情報提供:openBD)