2026年6月19日発売の新刊一覧

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該当件数: 14件

2026年6月19日

インターセクショナリティと関係精神分析

マイノリティの経験をこころの専門家は受けとめられるのか 人種、性的指向、階級、性別などの複数の属性が絡み合うクライエント。 関係精神分析と交差性【ルビ:インターセクショナリティ】を架橋し、 差別や抑圧の現実に向き合う、これからの臨床を提言する。 本書は、交差性の概念をとりいれることで、移民、LGBTQ、女性、セックスワーカーなど周縁化された人々との臨床をめぐる新たな精神分析的視座を提供し、「違い」を病理化しない新しい実践の可能性を示す。心理学・精神分析・ソーシャルワークを横断し、複雑な現実にむきあうためのいま読むべき一冊。  差別をなくし、社会正義を実現していくためには、意識レベルでの取り組みが不可欠であることは言うまでもない。しかし、その場に働く無意識的な影響を理解しておかないと、理念的に正しいはずの運動が、まさにその「正しさ」ゆえに心理的抵抗に直面し、頓挫してしまうことがある。  このような分断を少しでも解消していくために必要なのは、やはり対話である。ここで言う対話とは、単なる言葉のやり取りではない。相手がなぜそのように振る舞わざるを得ないのか、その切迫した内的状況を理解し、その心理を同情(sympathy)でなく共感(empathy)を通じて想像しようとする努力を基盤に据えたコミュニケーションである。(……)本書は、まさにそうした時代の要請に対する、精神分析側からの真摯な応答の試みである。(訳者解説より) 第Ⅰ部 クィア・アイデンティティ 第1章 いったい誰がクィアなのか?――患者と分析家が硬直した思考や関係性を乗り越えること◆マックス・ベルキン 第2章 ギャップを考える――ジェンダーバリアントな子どもたちとの治療におけるジェンダー、人種、階級の交差◆アヴギ・サケトポロウ 第Ⅱ部 女性の性的搾取 第3章 従属した自己――売春言説における交差的抑圧と無意識のこころの統合◆ハンナ・ポコック 第4章 肌の記憶――人種、愛、喪失をめぐって◆スー・グランド 第Ⅲ部 移民体験 第5章 移民の文脈におけるインターセクショナリティ◆プラチューシャ・トゥンマラ= ナラ 第6章 楽園の異邦人――トレヴァー、マーリー、そして私:レゲエ音楽とよそ者としての他者◆クレオニー・ホワイト 第Ⅳ部 臨床理論 第7章 インターセクショナリティ、規範的無意識過程、人種化された区別のエナクトメント◆リン・レイトン 第8章 インターセクショナリティとラプランシュの出会い――他者性と加害の理解不能性をめぐって◆ジュリー・レヴィット エイドリアン・ハリス 第9章 インターセクショナリティ   ――政治からアイデンティティへ◆ニール・アルトマン 解説 「心理的なもの」と「社会的なもの」を結びつけるために(北村隆人) 訳者あとがき

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5,000円(税込・書誌情報提供:openBD)

太宰治賞2026

【応募作品1890編の中から、第42回太宰治賞受賞作が決定!】 受賞作「タロー・ジ・エンド」(こがわ ゆうじろう)と最終候補3作品をすべて収録。選評(荒川洋治、奥泉光、中島京子、津村記久子)と受賞者の言葉なども掲載。 第42回太宰治賞受賞作「タロー・ジ・エンド」こがわ ゆうじろう ――元日本チャンピオンであるカマモトの教則動画を観てボクシングの練習をしていたタローは、プロボクサーになるために青森から上京し、カマモトボクシングジムに入る。しかしタローは反則をくり返し、アイドルグループの BiSH を聴きながら独り生活を続けるだけだった。同郷のよしみ、共有される伝説、憧れられるカリスマといったものにまったく感情移入できない若者の物語。

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1,000円(税込・書誌情報提供:openBD)

カラスに似た足指

父を看取り、私の身体に刻まれた記憶を辿る。 祖父が案じ、私から次男へと引き継がれた、カラスに似た足指。 懐かしさに手を伸ばしたあの日から、 穏やかなはずの日常が、静かに「すべり」始める。 ――――――――――――――――――――――――――――――― 希望は卑しい者の言葉であると考えさせられる。——建築家・石山修武 あらすじ 郊外で家族と暮らす「私」は、次男の足指に自分と同じ「歪み」を見つける。大陸から引き揚げ、土建屋として生きた父。その最期を看取り、ある懐かしさから、「私」はかつて暮らした町に向かう。そこで投函した一通の手紙。しかし、郷愁は、思いもよらぬ事件へと「私」を連れ去っていく――。 世代を超えて流れる血と、一瞬で姿を変える日常。「私」は、祖父が案じていた「歪み」のある足指に語りかけるように、かつてあったものを、ひとつずつ拾っていく。

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1,700円(税込・書誌情報提供:openBD)

星野英一研究序説

研究者・立法者・教育者・市民としての星野英一。未公表のものも含む遺された膨大な資料を分析し,戦後民法学・法学,そして社会の基盤を築くために力を尽くしたその姿を描き出す。後の社会を鋭く見通していた星野。20世紀の大民法学者の軌跡を辿る。

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11,000円(税込・書誌情報提供:openBD)

ウエンディたちの祈り

この世界は奇跡でつながっている。 未来も、過去も、命も、凶暴な獣たちが吐く炎も。ここで、あなたは迷い、自分を探すだろう。それでも、きっと見つけられる、まだ先に歩いて行ける。これは、そう感じさせてくれる祈りの言葉たちだ。 幾原邦彦(アニメーション監督) 栞:生命のトゲを抱きしめる 東直子   祈りの正体 戸田響子 ミラサカクジラ第一歌集 自選5首 友達はOLさんになっていた(くらげになると言っていたのに) 蚊柱が巨大なマリア像になりわたしを川へ行かせはしない 星の死を見たいとあなたが言ったから五十億年おしゃべりしよう 何にでもなれる気がして短冊は白紙で出した強い眼で 〈乙女座のあなたは優しく強いひと〉呪文のように繰り返し読む

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2,100円(税込・書誌情報提供:openBD)

千鶴の夜明け〜わたしに一途な旦那さま〜

『次にくるマンガ大賞2025』 Webマンガ部門3位を受賞した注目の作家、天壱が描く新作ロマンス。 口コミで「千鶴の生き方が格好いい」「意外な展開」「夫婦のじれったさがたまらない」と話題沸騰中! 単行本限定特典付き。 【あらすじ】 夫・藤四郎の最後の言葉を胸に、もう一度やり直すことを選んだ千鶴。 今度の人生は後悔しないよう、自分の想いを少しずつ伝えていた。 ある日、雨に打たれた千鶴は高熱で床に伏してしまう。 枕元に寄り添う藤四郎の優しさに、思わず涙が溢れる─── 「こんなに幸せでいいのかなぁ」 また一歩、近づいていく二人の距離。 しかし、藤四郎は千鶴には言えない覚悟を胸に秘めていた。 そんな中、新しい住人との出会いをキッカケに、二人の"馴れ初め"が暴かれる──!? 夜明けから始まる不器用夫婦の純愛ラブストーリー第3巻! 【収録タイトル】 第九話  秘めた想いと切なる願い 第十話  馴れ初め 第十一話 あなたと叶えたいこと 第十二話 家族 番外編  共喰い

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730円(税込・書誌情報提供:openBD)

内科医と管理栄養士が健康診断で伝えたかった食事の話

健康診断の結果を見て、 「なにを食べてはいけないのか」 「これからずっと制限が必要なのか」 と不安になったことはありませんか。 体重、血糖値、血圧、コレステロール、中性脂肪、尿酸値、骨粗しょう症―― これらは食事と深く関係していますが、情報があふれるなかで、なにを信じてよいのかわからなくなりがちです。 本書は、内科医と管理栄養士の立場から、 健康診断で本当は伝えたかった食事の考え方を、Q&A形式でわかりやすく整理した一冊。 極端に「やめる」「制限する」のではなく、 データとガイドラインに基づき、無理なく続けられる食事の選び方を具体的に示します。 健診結果にモヤッとしたことがある人へ。 思い込みにふりまわされず、食事と向き合うための一冊です。

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1,600円(税込・書誌情報提供:openBD)

橋川文三読本

「橋川文三の魅力は、昨日をたやすく捨てないところにあった」(鶴見俊輔)といわれる。橋川とは何者なのか。特異な作家として名著『日本浪曼派批判序説』を世に問うたのが1960年。ナショナリズム、超国家主義、柳田国男、西郷隆盛など、戦後という時代を問い直すために言及したテーマは多方面にわたる。本書は橋川と同時代を共に考え議論した5人の論者(=渡辺京二、井上光晴、鶴見俊輔、松本健一、後藤総一郎)との交流を通じて、明治大正昭和がもつ精神風景の核心を解明しようとした独学者の苦闘の軌跡に迫る好著。

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2,300円(税込・書誌情報提供:openBD)

追悼 國松明日香展

2025年3月6日に急逝した、北海道を代表する彫刻家・國松明日香の追悼展が6月6日より開催された。展覧会に際し刊行される本書では、最初期からの彼の作風の変遷や、地域文化に積極的に関わってきた資料をもとにその軌跡を辿るとともに、國松明日香をよく知る25人の証言から、その人柄や制作姿勢、周囲に与えた影響などを多面的に浮かび上がらせる。 作品の図版、パブリック・スペース設置リスト、25人の寄稿文や年譜を掲載。 ※本書は、本郷新記念札幌彫刻美術館で2026年6月6日~9月27日開催の「追悼 國松明日香展」に合わせて刊行されたものです。本書制作はクラウドファンディングの実施により実現されました。 〔國松明日香(くにまつ・あすか)略歴〕 1947年北海道小樽市生まれ。札幌市民文化奨励賞、北海道文化賞奨励賞、札幌芸術賞、北海道文化賞など受賞多数。1980年代半ば頃から、金属を素材とした作品を制作。 札幌駅前通りや札幌ドームなど、パブリックスペースヘ設置する作品を多数制作している。

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2,000円(税込・書誌情報提供:openBD)

北海道近代史へのまなざし

北海道近・現代史研究に60年余り精力を傾けてきた研究者である著者が、これまでに発表した論文やコラム、書評などを厳選して再編集。北の近代史をひもとく多彩な著作には新たな発見があり、そのまなざしには著者ならではの反骨精神が宿る。

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5,000円(税込・書誌情報提供:openBD)

小川の辺

90歳の著者が、自宅の庭や近所の神社の参道沿いで見つけた草花67種の水彩画を収録した画集。和名と簡単な解説に花言葉を添えた。

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2,200円(税込・書誌情報提供:openBD)

ファルスについて

「ひさしぶりに本を出すことになった。書評集『本を読む。』以来だからじつに8年ぶり。どれも既発表なのは前著と同様で、当然のことながら見覚えのある論旨はあってもすべて単著に未収録の論考やエッセイからなっている。私自身書いたことを忘れていた文章もあったが、どこかに置き忘れていたパズルのピースが舞い戻ってきたようでうれしい。楽しんでお読みいただければ、と思う次第」(本書あとがきより)  明治の幸田露伴から平成の須賀敦子まで。『乱歩と東京』(日本推理作家協会賞)『うわさの遠近法』(サントリー学芸賞)『群衆』(読売文学賞)『闇のなかの石』(伊藤整文学賞)の著者にして全国紙書評委員を務めること20年、「本の目利き」が綴った日本近現代文学・作家案内。

発売済み

2,800円(税込・書誌情報提供:openBD)