国家とはなにか

いま、「国家とはなにか」と改めて問われても、何を問われているのか分からないほど、私たちは国家というものを身近なものと感じ切ってしまっています。本書は、この身近と思っている国家は、基本的には「暴力に関わる一つの運動態である」という、あまり身近と思いたくない概念規定から論を始めています。 近年、グローバリゼイションと同時にナショナリズムやレイシズムへの関心も高まってきて、その意味では国家にかんする議論は広く行われていますが、本書は先の基本的概念から初めて、昨今の「国民国家論」に至る、現代思想の主要なテーマ系にも十分配慮した、新鋭による書き下ろしです。
- 著者
- 萱野 稔人
- 出版社
- 以文社
- 発売日
- 2005-06-16
- 価格
- 2,600円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784753102426
- ページ数
- 296ページ
発売済み
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