【原文・和訳つき】ヘミングウェイを読み解く九つの方法

「フランシス・マカンバーの短く幸福な生涯」の場合

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物語の読み方は一つじゃない! 作品が発表されて90年たった今も、結末の解釈が議論の的になるヘミングウェイの名作短編「フランシス・マカンバーの短く幸福な生涯」。その英語の原文と新訳が収録されています。まずは、自分で物語を読んでみる。そして、作品理解に役立つ「キーワード解説」とともに9人の研究者が実践する九つの方法(「写真」「動物」「文体」「視点」「映画」「ジェンダー」「経済」「ポストコロニアル」「翻訳」)で読み解いてみよう。

著者
戸田 慧
出版社
小鳥遊書房
読者対象
一般書
内容
海外文学(小説以外)
発売日
2026年12月14日
発売日の出典
openBD
価格
3,400円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784867801192
判型
A5判

発売まであと59日

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目次

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【新訳】フランシス・マカンバーの短く幸福な生涯 (アーネスト・ヘミングウェイ/高野泰志・訳) はじめに 「フランシス・マカンバーの短く幸福な生涯」批評の流れ (戸田慧) 第①の方法 写真論—ヘミングウェイの肖像 【キーワード解説①】アーネスト・ヘミングウェイ—作者と作品(戸田慧) 【読解①】銃とカメラ—マカンバー夫妻の短い幸福の瞬間(西光希翔) 第②の方法  動物とメタファー—隠された意味 【キーワード解説②】シンボル、メタファー(長尾晋宏) 【読解②】エランドを視て考えるマーガレットの狙い(長尾晋宏) 第③の方法  文体論—いかに書かれているか 【キーワード解説③】文体、ハードボイルド、氷山理論(横山晃) 【読解③】視線と沈黙の文体  —「フランシス・マカンバーの短い幸福な生涯」における意味生成の技法(倉林秀男) 第④の方法  視点と語り手—「語り」の技法 【キーワード解説④】語り手、視点、意識の流れ(畠山研) 【読解④】ヘミングウェイのライオン、サリンジャーの猫       —文学を「視点」から読む場合(畠山研) 第⑤の方法  映画論—映像の世紀 【キーワード解説⑤】ハリウッド映画の発展と文学の関係(渡邉藍衣) 【読解⑤】マカンバー「事件」—映画的/小説的語りの技巧(渡邉藍衣) 第⑥の方法  ジェンダー論—男とは、女とは 【キーワード解説⑥】ジェンダー、フェミニズム、男性学(戸田慧) 【読解⑥】誰がフランシス・マカンバーを殺したか?     —“The Short Happy Life of Francis Macomber”における       「男らしさ/女らしさ」の神話(戸田慧) 第⑦の方法  経済と幸福論—その時、世界は 【キーワード解説⑦】一九三〇年代と世界大恐慌(横山晃) 【読解⑦】大恐慌下における「幸福」の意味        —ニューディール政策とヘミングウェイの個人主義(横山晃) 第⑧の方法  ポストコロニアル批評—「異国」を書くこと 【キーワード解説⑧】ヘミングウェイとアフリカ、ポストコロニアル批評(森兼寛登) 【読解⑧】アフリカの土地の声        —「フランシス・マカンバーの短く幸福な生涯」における        「土地倫理」の喪失(森兼寛登) 第⑨の方法  翻訳論—言葉と言葉が出会うところ 【読解⑨】「フランシス・マカンバーの短く幸福な生涯」翻訳について(高野泰志) ◉おすすめブックリスト 【原文】 Ernest Hemingway  “The Short Happy Life of Francis Macomber”

著者について

戸田 慧

YIC学院大学教授(旧 広島女学院大学) 『ヘミングウェイの五感』(単著、松籟社、2023年) “Sound and Silence: The Functions of Music and Noise in The Sun Also Rises,” Hemingway Studies in Japan(共著、Florida State Open Publishing、2026年)

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