ヘーゲル 具体的普遍の哲学

ヘーゲルは人間の有限性を忘れ、まるで神のような視点からすべてを見通す体系を構築した〈傲慢な〉哲学者なのか?そうではない。彼は、人間の具体的経験につねに忠実であろうとした。それが「具体的普遍」の哲学である。本書は、ヘーゲルの著作のみならず、カント『判断力批判』、プラトン『パイドロス』、さらにはシェリングの1792年の研究帖や『超越論的観念論の体系』を参照することによって、ヘーゲルのいう「具体的普遍」を多角的に浮き彫りにする試み。人間の経験をつらぬく〈ロゴス〉の光と翳をみすえるヘーゲルの思索に迫る。
- 著者
- 吉田 達
- 出版社
- 東北大学出版会
- 発売日
- 2009-04-18
- 価格
- 2,500円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784861631115
- ページ数
- 216ページ
発売済み
関連書籍
広告