光のなかへ

◆第一句集 菰田晶さんの俳句は、定型を決して崩さない厳格さの上に、鋭敏な感覚に裏打ちされたしなやかな詩のひろがりを感じさせる。発想の豊かさは生来のものであろう。それが俳句という形式を得て見事に結実している。 序より・片山由美子 ◆片山由美子推薦十句 ブローチになほす帯留桐の花 花びらの散りゆくごとし踊果て 空腹をおぼえて目覚め寒の明 大寒や四角に張られ風呂の水 置くごとく新茶のしづく注ぎ分けて 芋虫の朝昼夜となく太る 枝垂れ咲くもののこぼれて秋半ば まばたきを忘れてゐたる寒さかな 手袋をなじます指を深く組み 絶妙の長ささくらんぼの茎は
- 著者
- 菰田晶
- 出版社
- ふらんす堂
- 発売日
- 2022-09-16
- 価格
- 2,800円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784781414935
発売済み
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