音色

◆第一句集 草笛の風の音色となつてをり 家族に対する心、音楽に対する心、信仰に対する心が俳句の心へと昇華され、その心の美しさ故の「美」を醸し出しているのである。 (序・稲畑廣太郎) ◆自選十句 手のひらにのるほどの靴春を待つ 啓蟄やそこここにゐる虫博士 著ぶくれの子にしてしまふ親心 白き歯の見えて勝利の日焼顔 島の子とひと目でわかる泳ぎかな リスト弾く第一音にある淑気 悴みし指に躓くショパンかな 大試験母にも長き一と日かな はらはらと散りひらひらと蝶となり よべ星の零れ花野となりにけり

著者
涌羅由美
出版社
ふらんす堂
読者対象
一般書
内容
日本の詩歌
発売日
2021年3月29日
発売日の出典
openBD
価格
2,600円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784781413549

発売済み

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