十六夜橋

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「叔母さま、あの世にゆく舟は、だれが漕いでくだいますと?」──不知火の海で舟心中を遂げたお糸。正気と狂気の間でゆれる幼子のような志乃。遊女のお小夜の狐つき。ほうずき灯籠が流れるなか、海の底に沈んだ鐘が潮に撞かれて静かに響き、墓のまわりの赤いほうずきに、青白い梨の花びらがふりそそぐ──。人々の紡ぐ物語に、色彩と音が絢爛と重なり幽邃へと深まる。石牟礼文学の最高傑作。紫式部文学賞受賞。布張・箱装の豪華本。

著者
石牟礼 道子
出版社
径書房
読者対象
一般書
内容
日本の小説・物語
発売日
1992年5月1日
発売日の出典
openBD
価格
3,500円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784770501059
ページ数
397ページ

発売済み

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