80歳のとまどい
わが人生 その通り道 沖縄アリンクリン

主な注目点 沖縄の漁業と家族の歴史 著者の曾祖父は舟大工、祖父はカツオ漁の網元、父は木造漁船でマグロ漁を行うなど、家族が代々海と深く関わってきたこと。戦争や基地建設による漁業の衰退、土地や海の喪失、生活基盤の変化が詳細に語られている。 戦争・戦後の社会変化と適応 戦争による家業の喪失、戦後の建設業への転換、会社の倒産や再起など、時代の荒波に翻弄されながらも家族や著者が新たな道を模索する姿。沖縄の社会構造や雇用慣習、コネ社会、労働組合の設立、賃金交渉など、地域社会のリアルな変化も描写。 個人の成長と学び 学業での劣等感や挫折、組合学校での学び直し、社会人としての自信の獲得。58年ぶりの同級生との再会や、人生の節目での気づき、家族や周囲の人々との関わりを通じた成長。 沖縄の現代史と生活文化 戦後の歓楽街や基地問題、観光業の変化、コロナ禍の影響など、沖縄の現代史が個人の視点で語られている。方言や地域文化、世代間の価値観の違い、IT化やセルフレジなど時代の変化への戸惑いも印象的。 人生の回顧と家族への感謝 80歳を迎えた著者が、家族や仲間、出会った人々への感謝を綴り、人生の意味や老いについて率直に語っている。 このように、沖縄の激動の時代を生き抜いた一人の人生を通して、社会の変化と個人の適応、家族の絆や地域文化の継承が多角的に描かれている点が、最も注目すべき内容です。
- 著者
- 金城 辰廣
- 出版社
- 北斗書房
- 読者対象
- 一般書
- 内容
- 日本の評論・随筆
- 発売日
- 2026年10月31日
- 発売日の出典
- openBD
- 価格
- 1,500円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784892900815
- ページ数
- 228ページ
- 判型
- 四六判
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表紙と私(はじめに) 58年目の再会 小禄新町―戦後から日本復帰まで― ウチナー口(方言)部長 一、ウチナー口部長/二、賃金交渉 ガードマンとカービン銃 さらばN360 シートベルトにダウンベストを取られる 一、布ひものベルト/二、修理工場での佐代子/三、変なタクシー/四、飛び出た金具/五、その後 トランプ流デイールの報い 一、二拠点生活/二、トランプ流デイール/三、洗濯機購入と携帯電話の乗換/四、モバイル会社の知らぜらる系列/五、携帯乗換の後始末 「ヤモリ」 78歳の残日旅 一日目 コインロッカー/大阪環状線十八番ホーム/二日目 吉野山の桜見/三日目 和歌山市から白浜へ/四日目 白浜から新宮へ/ホテルの朝食/橋杭岩/那智の滝/五日目 新宮市で/六日目(最終日)龍神スカイラインと高野山/425号線/道の駅 龍神/ 龍神ごまさんスカイタワー/高野山/旅の終わり 若い営業マン 新規事業とハプニング 責任のゆくえ 白タクとオバー 80歳の戸惑い 一、飛行機内のスマホ/二、理解不能なスマホ 80歳の戸惑い⑵ 一、セルフレジ/二、踊る金時豆 鳩の巣ずくり 泌尿器科の医者 不思議な体験 一、兄の命日に/二、夜中の異変/三、消えた症状/四、予感/五、兄嫁の戦時体験/ 六、赤子の笑顔/七、ラグナガーデンホテルのケーキ/その後 野球帽の男 沖縄から見た国の新型コロナ対策 気づかぬ時代の変化 一、車のフロントガラスが割れた/二、中古車選び/三、車は宮古島へ」(港運会社の手続き)/四、タクシー運転手/五、宮古島に車が届く おわりに
著者について
金城 辰廣
1944年生 沖縄県豊見城市在住
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