『希望社時報』・『希望の日本』【復刻版】第二回配本

戦前昭和最大規模の修養団体の全貌が明らかに! 昭和日本の「社会教化」を旨として社会教育、修養運動において大きな足跡を残した後藤静香(1884-1969)の希望社。 多くの定期刊行物を直接販売したその活動は、中高等教育の機会をもてえなかった戦前の膨大な社会層に向け、共同で読書をする場を作り、多大な影響力をもった。 (製糸女工に対する読書調査では、『キング』の部数すら上回っていた記録が残る。) 「皇室」中心の倫理的な各種社会事業は、女子教育・盲人福祉・ハンセン病患者支援・外地を含む少数民族への慰問など多岐にわたった。 全国展開をもったその圧倒的な規模と影響力に比して基礎資料のアクセスの難しさから研究・検証が難しい状況であった希望社について、その基礎資料と言える定期刊行物を復刻する。 社会福祉史・社会教育史・文化史・女性史・地域史など、多様な学術領域にて活用される資料群がここに!

著者
後藤静香、後藤静香、和田 敦彦、和田 敦彦、中澤宏則
出版社
琥珀書房
読者対象
専門書
内容
日本史
発売日
2026年10月9日
発売日の出典
openBD
価格
58,000円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784911589281
ページ数
928ページ
判型
A4判

発売済み

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著者について

後藤静香

後藤静香(1884―1969) 1884年(明治17年)8月19日、大分県大野町生まれ。1906年(明治39年)東京高等師範学校官費数学専修科を卒業後、長崎県立高等女学校と香川県女子師範学校に13年間にわたり勤務。1918年(大正7年)教職を辞して上京、蓮沼門三が設立した「修養団」の幹事となる。また同年自身で設立した「希望社」より、「若き婦人に対する修養本位の雑誌」として『希望』を刊行開始。「社会教育家であり、同時に事業家」として、各種慰問・顕彰活動や学校経営を行った他、高等教育への進学がかなわなかった男女若者層へ『のぞみ』、工場や農村で働く若い女性向けに『泉の花』、視覚障害者向けの点字雑誌『かがやき』など、多くの月刊誌を刊行。読書会を通じてその発行を広め、1930年(昭和5年)には希望社の発行雑誌は100万部を越えた。1933年(昭和8年)に希望社は解散。その後も著述活動、社会事業を続け、社会運動団体「心の家」を中心に、日本点字図書館や社会福祉法人「新生会」として、現在に続いている。1969年(昭和44年)5月15日没。点訳奉仕運動最初の提唱者として、多くの点訳者を育成したその功績に対し、1967年(昭和42年)7月27日日本盲人社会福祉施設協議会から感謝状が贈呈された。

後藤静香

後藤静香(1884―1969) 1884年(明治17年)8月19日、大分県大野町生まれ。1906年(明治39年)東京高等師範学校官費数学専修科を卒業後、長崎県立高等女学校と香川県女子師範学校に13年間にわたり勤務。1918年(大正7年)教職を辞して上京、蓮沼門三が設立した「修養団」の幹事となる。また同年自身で設立した「希望社」より、「若き婦人に対する修養本位の雑誌」として『希望』を刊行開始。「社会教育家であり、同時に事業家」として、各種慰問・顕彰活動や学校経営を行った他、高等教育への進学がかなわなかった男女若者層へ『のぞみ』、工場や農村で働く若い女性向けに『泉の花』、視覚障害者向けの点字雑誌『かがやき』など、多くの月刊誌を刊行。読書会を通じてその発行を広め、1930年(昭和5年)には希望社の発行雑誌は100万部を越えた。1933年(昭和8年)に希望社は解散。その後も著述活動、社会事業を続け、社会運動団体「心の家」を中心に、日本点字図書館や社会福祉法人「新生会」として、現在に続いている。1969年(昭和44年)5月15日没。点訳奉仕運動最初の提唱者として、多くの点訳者を育成したその功績に対し、1967年(昭和42年)7月27日日本盲人社会福祉施設協議会から感謝状が贈呈された。

和田 敦彦

一九六五年、高知県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在、早稲田大学教育・総合科学学術院教授。 著書に『書物の日米関係ーーリテラシー史に向けて』(新曜社)、『越境する書物ーー変容する読書環境のなかで』(新曜社)、『読書の歴史を問うーー書物と読者の近代』(改訂増補版、文学通信)、『「大東亜」の読書編成ーー思想戦と日本語書物の流通』(ひつじ書房)、『読書調査の歴史と資料--戦前・戦中』(樹村房)、『戦下の読書 統制と抵抗のはざまで』(講談社選書メチエ)などがある。

和田 敦彦

1965年、高知県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在、早稲田大学教育・総合科学学術院教授。 著書に『書物の日米関係ーーリテラシー史に向けて』(新曜社)、『越境する書物ーー変容する読書環境のなかで』(新曜社)、『読書の歴史を問うーー書物と読者の近代』(改訂増補版、文学通信)、『「大東亜」の読書編成ーー思想戦と日本語書物の流通』(ひつじ書房)、『読書調査の歴史と資料--戦前・戦中』(樹村房)、『戦下の読書 統制と抵抗のはざまで』(講談社選書メチエ)などがある。

中澤宏則

1944年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一法学部卒業。浪人中に後藤静香に出逢う。 岡三証券に勤務。現在、後藤静香記念館館長、社会福祉法人新生会理事。 著書に『金の経済がわかる本』(共著、ダイヤモンド社、1981年)、『一期一会 心 の家とともに』(私家版、1975年)がある。

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