俠気の生態学

生物画家の牧野四子吉とイタリア語翻訳者となった文子、この日本人夫妻の生は時代の心理を精神誌としてあぶり出す。 図案家として大杉栄、辻潤、竹久夢二、林芙美子らと交わった四子吉は、人妻だった文子と京都へ駆け落ち、そこで生態学と出会い、生物画を「天職」とした。 戦時下、二人の「愛の巣」は自身のテーマ(霊長類、核酸等)や生を追い求める男女が清新な議論を楽しむ稀有の気圏を形成した。 「被災」を危機的異常ではなく常態とする21世紀、 二人の処世とその生物画はヒトの自然態について静かに触発する。
- 著者
- 船木拓生
- 出版社
- ぷねうま舎
- 読者対象
- 一般書
- 内容
- 伝記
- 発売日
- 2021年4月23日
- 発売日の出典
- openBD
- 価格
- 2,800円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784910154176
- ページ数
- 336ページ
発売済み
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