地球を翔た異風者

佐賀にひとり、桁はずれの 漢がいた――日本人としての矜持を胸に、常識に抗いつつ、その目をアジアに向けた57年の破天荒な人生。  アジアシンポジウムで、武夫はタイのソーシャルワーカーの発言を耳にし、心臓に氷の突き刺さる思いをした。 「日本人はバナナだ。外は黄色でも中身は白色。欧米人と一緒、アジア人ではない」  武夫は自分が責められているような気がした。我々が欧米ボケしている間にも彼らは厳しい目で日本や日本人を見つめていた。世界人口の六割を抱え、我々の毎日の生活が依存し、我々を産み育てた母なるアジア。その一員である現実を忘れ、同胞を無視していた。おまえは本当にアジア人なのか……。(本文より)  他の人たちが抱くのと違い、「穏やかな人」というのが初見の印象だった。武道者らしく背筋がしゃんと伸び、声は落ち着いていた。タイでの活動に話が及んだとき、「私は一日として、感動して泣かない日はない」と目を潤ませた。胸にじんとくるものがあった。(「あとがき」より)

著者
橋本 和喜
出版社
石風社
読者対象
一般書
内容
伝記
発売日
2018年6月4日
発売日の出典
openBD
価格
2,700円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784883442805
ページ数
337ページ

発売済み

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