2023年1月20日発売の新刊一覧

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2023年1月20日

プー花子 小銭を寄付する

29歳で結婚、32歳で離婚。30代で独身女性の赤裸々な心情を描いた筆者は40代でサンタクロースのような男性と再婚。しかし、やがて夫は要介護状態に。筆者自身はリウマチとメンタルの病を抱え、「老々介護」「障々介護」の日々を送ります。 が、この本はいわゆる「闘病記」でないのが、面白いところ。筆者の望みは「人間界」を卒業すること。未来を「予言」するなど、一風変わったところはあるものの、親を看取り、夫を看取り、様々な団体に小銭を寄付し…と、非常にちゃんとした生活を送っています。夫とも強い信頼関係で結ばれていました。 筆者は文章の中で「こんな地球はもうごめんだ!」とさんざん愚痴っているのですが、読んでいると、なんだかうらやましくなるような、豊かな生活に感じられます。 「前向きに頑張れ」と言われることが多い世の中ですが、そんなプレッシャーに疲れた人には、著者の考え方・生き方が参考になるかもしれません。

発売済み

1,800円(税込・書誌情報提供:openBD)

歌集『三千世界を行く船』

収録歌より 朝焼けの窓あけて見るベランダに夢の続きのような鬼百合 仁王門の仁王は何をいかりおる春爛漫とやがて夕ぐれ いつになく寂しい春だ田螺など鳴いていないかどぶ川のぞく ハロウィンがすんで霜月はるかなるミサの歌声が風に聴こえる 帝国の滅んだのちの港町マリアの宿が赤く灯りて クリスマス・イブのカフェにて引き当てた異世界旅行の片道切符 人生についの日はあり一輪の桜が咲いた今日の青空 梅雨はやくあけてかんかん照りの日の道に子どものわれがふりむく 城あとの池のほとりに人おらず止んですぐ降る大粒の雨

発売済み

1,700円(税込・書誌情報提供:openBD)