2026年4月20日発売の新刊一覧

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該当件数: 23件

2026年4月20日

アヲハリズム 荻原裕幸初期短歌選集

まだ何もしてゐないのに時代といふ牙が優しくわれ嚙み殺す 1988年、歌集『青年霊歌』でデビュー。バブル崩壊前後に20代を過ごし、短歌という小さな詩型から新しい時代の言葉を立ち上げようと格闘した〈ニューウェーブ〉を代表する歌人・荻原裕幸。 入手困難な初期歌集5冊から厳選の短歌を大胆に編み直し、新たな読者に向けて再構成した、ベスト版アンソロジーが誕生。 【収録短歌より】 生き急ぐたましひに似て曇り日の水銀灯はひねもすともる 政変など起きさうにない春昼に魚の腹裂く音しづかなり われに向ひて光る星あれ冬到る街に天文年鑑を買ふ 人生がまたそこにある人生を視ざらむとして両目を裂かば 少年兵だつたゆめさめ冬の朝心臓にさかなが棲んでゐる (梨×フーコー)がなす街角に真実がいくつも落ちてゐた 空爆のけはひあらざるあをぞらのどこまでもあをばかりのひとひ 戦争が(どの戦争が?)終つたら紫陽花を見にゆくつもりです 恋人と棲むよろこびもかなしみもぽぽぽぽぽぽとしか思はれず 永遠よりも少しみじかい旅だから猫よりも少しおもいかばんを なぜ恋人に刺されるときは膵臓が狙はれやすいのだらうか鳩よ 天使よりも青い論理に満たされてぼくが或る朝ぼくを抜け出す 雲はだめ風もだめ虹も夜もだめ、ここにあるものだけを信じろ ここにゐる、ここを世界の静脈としてみづいろの時間のなかへ

発売済み

2,400円(税込・書誌情報提供:openBD)

強力 富士山の案内人

五尺八寸の背丈、肩に盛り上がった筋肉、顎鬚、彫の深い顔。印半纏が似合う陣内権蔵は富士山麓・上吉田村に代々続く強力の五代目だ。十五貫の荷を背負って富士山の急斜面を登りまた下る。今日も毎年七月一日の山開きを待ちかねるように押しかける江戸の呉服商や大店の富士講を先導し、山伏や修験者を叱咤しながら、権蔵は山に向かっていた。 江戸時代、富士山の案内人「強力(ごうりき)」をめぐる物語。

発売済み

1,800円(税込・書誌情報提供:openBD)

大学生のためのキャリアデザイン入門〔改訂版〕

グローバル化,個人化が進み,人口構造や雇用環境,就労事情も親の時代とは大きく変わっている中で,これから大学生が何を指針にどう生きるべきか,一人ひとりに問われている。自分の生き方を考えるヒントを見つけ,就職と職業生活を考えるための入門書。

発売済み

2,000円(税込・書誌情報提供:openBD)