2026年10月20日発売の新刊一覧

この月の発売日カレンダーを見る

該当件数: 53件

2026年10月20日

豊かで風変わりななにか

短篇の名手が描く、アメリカ南部アパラチアの歴史と風土と人間ドラマ。 フランク・オコナー国際短編賞、O・ヘンリー賞など、数々の賞を受賞した作家の傑作短篇集Something Rich and Strangeから選りすぐりの19篇を収録。本書に惚れ込んだベテラン翻訳家の手による渾身の翻訳。巻末解説はアメリカ文学者の後藤和彦氏。 ■収録作品一覧 試練の日々 Hard Times 午前三時、満天の星 Three A.M. and the Stars Were Out 午後の飛翔 The Ascent ナイト・ホークス——夜ふかしをする人々 Night Hawks 決断 Lincolnites 谷の奥へ Into the Gorge 帰郷 Return 火影 Burning Bright 大魚 Their Ancient, Glittering Eyes 流れ星 Falling Star 豊かで風変わりななにか Something Rich and Strange 落とし前 The Dowry あと二十六日 Twenty-Six Days 最後の儀式 Last Rite 六月のブラックベリー Blackberries in June 収穫 The Harvest 南部的愛の痛み Love and Pain in the New South シャイロー Shiloh ならず者たち Outlaws ラッシュの文学には、たとえば大恐慌時代や、ヴェトナム戦争期のことや、さらに古く南北戦争前後に至るまでこの土地の歴史を幾重にも遡りながら、アパラチアという土地の味わいのその全体を活写し尽くそうとする意気込みが横溢している。つまり、そこには風土がまずもってある。厳然としてある。にもかかわらず、カーヴァー作品の人間ドラマの普遍性を連想させもする——それがラッシュの「否!」の文学に独特の魅力なのではないか、ぼくはそう考えてみたいのである。 ——後藤和彦「解説 アパラチアの文学者たち」より ロン・ラッシュは困難や理不尽に直面して、無言で立ち尽くす人を描くのがうまいのだとあらためて気づく。……日々の生活のずしりとした重みを、老境のやるせなさを、ダメな自分を丸ごと背負いながら、その静かなのに雄弁な姿に、弱いのに強い生き方に、訳していてたびたび胸を打たれ、わたしはロン・ラッシュのそこに惹かれ、だから紹介したいと熱望したのだと思い至った。 ——芹澤恵「訳者あとがき」より ……ジェイコブは薪割り代わりにしている切り株に腰を降ろした。角灯の火を吹き消し、そして待った。なにを待っているのかは、自分でもよくわからなかった。やがて月影と星明かりが薄れ、じきに東の空がガラス細工を思わせる濃い藍色に明るんできた。畑のトウモロコシの葉と軸がぼんやりと見分けられるようになった。ぼろをまとった腕が何本も地面から突き出し、必死に手を伸ばしているように見えた。 ——「試練の日々」より

発売まであと4日

3,800円(税込・書誌情報提供:openBD)

Battle Scar 2

発売まであと4日

1,250円(税込・書誌情報提供:openBD)

青騎士 第34号

発売まであと4日

810円(税込・書誌情報提供:openBD)

映画パンフレットの文化史

スタジオジブリ『熱風』の人気連載「映画プログラムという迷宮」待望の書籍化! 大幅に加筆し、貴重図版(カラー・モノクロ)を200点以上掲載。 戦後の復興からミニシアター全盛期まで――日本独自の映画パンフレット文化の謎めく歴史を、半世紀におよぶ研究で丹念にたどったファン必読の一冊。 作品と劇場の記憶を持ち帰る、これは、“もうひとつの映画史”。 映画のことは忘れても、 買ったパンフレットは、なぜか捨てられない。 なぜ日本人は、映画館でパンフレットを買うのか。 この本を読むと、 日本人が映画とどう付き合ってきたのかが見えてくる。 ――スタジオジブリ 鈴木敏夫

発売まであと4日

3,000円(税込・書誌情報提供:openBD)

新潟から考える世界史

地域から世界を捉え直すシリーズ新潟版 新潟県下の高校・大学教員を中心に、歴史研究者、博物館・資料館・図書館関係者ら40人以上が執筆。 ヒスイと古代の日本海交流、中世の水運、北前船、開港新潟、地主王国と小作争議、満洲移民、「裏日本」、高度成長期の開発まで、多彩なテーマから新潟と日本・東アジア・世界とのつながりを描く。最新の研究成果を地域の歴史と結びつけ、歴史総合・日本史探究の授業にも活用できるほか、史資料論にも1章を割いた、実践的な新潟発のグローバル・ヒストリー。

発売まであと4日

2,000円(税込・書誌情報提供:openBD)

自営業・フリーランスの社会学

「もっと自由に働きたい」と願いながらも、多くの人は会社に雇われ続けている。一方、生涯正社員として働くことが必ずしも最適解とは言い切れない不確かな時代を私たちは生きている。そのようななかで、やりがいも安定性も兼ね備えた働き方はいかに可能だろうか。この探究の鍵を握るのが、女性の自営業・フリーランスである。 そもそも、雇われない働き方を選べば自由になれるとはかぎらない。日本の社会保障や雇用慣行は「男性正社員」を軸に形づくられてきた。その外側で働く人々、とりわけ女性フリーランスには、低収入や低年金のリスク、家庭内での重いケア労働などの不自由が積み重なりやすい。このような不平等を生む雇用中心社会の構造を捉え直すことが、誰もが働きやすい社会を考える確かな基点になる。 そこで本書は、主にジェンダーの視点から自営業・フリーランスに着目して、働きがいや社会保障、副業と収入、家事・育児の分担、高齢期の低年金リスクなどの「働き方と人生の質」の関係を、独自の全国調査や公的統計などの計量データに基づいて解き明かす。さらには、映像作家や編集者、銭湯絵師など、自営的に生きる人々の実情に迫るコラムも所収する。 自営的な働き方を「周縁」ではなく「中心」に据えて、雇用中心社会の限界と、性別や年齢にかかわらず誰もが伸びやかに働ける社会への糸口を平易な言葉で探る一冊。

発売まであと4日

2,200円(税込・書誌情報提供:openBD)

相反

発売まであと4日

2,200円(税込・書誌情報提供:openBD)

90日で育つ!自分から勉強する子

「そろそろ勉強したら?」 返ってくるのは、スマホの画面から目を上げもしない「わかってる」。 あるいは、少しとがった声の「いまやろうと思ってたのに」……。 何気ない家庭でのそんな会話が、子どもの自立を妨げることがあります。 塾に行けば確かに勉強するでしょう。しかし、塾が無ければ勉強しない。 それは、子どもの「自分から勉強する」という気持ちに火を灯していないから。 宮崎で学習塾を営む著者が、小学生から予備校生まで指導してきた経験で蓄えた教育法を、この一冊で紹介。90日実践してみてください。家庭でできることは、これです。

発売まであと4日

1,400円(税込・書誌情報提供:openBD)

デメキン 40

発売まであと4日

価格未定(税込・書誌情報提供:openBD)