
子どもたちの問題をつきつめていくと、 その根底にあったものは「家族」だった。 なぜ、自分の親なのに育ててもらえないのか。 なぜ、自分を傷つけた親は謝ってくれないのか。 なぜ、自分を引き取ろうとしてくれないのか。 社会的養護の子どもたちが、家族との関係のなかで抱える苦悩。その現実を、私たちは本当に理解できているのだろうか。 当事者の語りと、子どもたちの苦悩に向き合い続ける職員の実践を手がかりに、ケアニーズの高い子どもたちが抱える困難を捉え直す。 正解のない問いを前に、葛藤しながら、それでも子どものそばに居続ける職員たち。その営みから、社会的養護における「養育」の意味をあらためて問い直す。 《本書で検討する内容》 ▶ 社会的養護の子どもが抱える「家族」の困難 ▶ 子どもたちは、いかに人生を引き受けていくのか ▶ ケアニーズの高まりと「医療化」「心理化」の課題 ▶ 職員の葛藤と専門性─「良い職員」でなくていい ▶ 養育の意義の復権─社会的に価値あるものとして
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4,000円(税込・書誌情報提供:openBD)



