三浦吉信所蔵文書

酒井若狭守忠禄の臣,三浦七兵衛吉信の旧蔵にかかる書類である.忠禄の京都所司代在職中の公私往復の書類は長持に三棹あったが,維新の初めことごとく焼棄した.後年,三浦吉信の自宅で焼却をまぬがれた一棹の存するのを発見し,輯録したのがこの書類である.万延元年四月十二日より文久元年八月十五日までの書類で,安政戊午前後の公武間の内情を知る貴重史料が多く,書中「和宮御下行一件」のごときは,この問題の真相を知る上の有力な史料というべきである.

著者
日本史籍協会
出版社
東京大学出版会
発売日
2015-03-01
価格
14,000円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784130094801
ページ数
600ページ

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