御後絵の色を追って

七十八年の沈黙の果て、海を越えて戻った琉球王の肖像

「琉球の色」を取りもどす―― 沖縄戦で米国へ持ち去られ、白黒写真のみが残された琉球王の肖像「御後絵(おごえ)」が78年の時を経て返還された。在沖米国総領事館で日米交流を担当していた著者が、沖縄人としてのアイデンティティと知的好奇心に突き動かされ、その数奇な来歴を追ったノンフィクション。著者の情熱が胸を打つと同時に、スリリングな追跡劇が知的好奇心を刺激する。

著者
高安 藤
出版社
高安藤
読者対象
一般書
内容
日本史
発売日
2026年10月8日
発売日の出典
openBD
価格
1,800円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784871277211
ページ数
328ページ
判型
四六判

発売済み

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目次

序章 1 第一章 流出文化財との出会い 第二章 『おもろさうし』の返還 第三章 御後絵のFBI盗難美術品ファイル登録 第四章 御後絵との対面 第五章 沈黙を破るメモ 第六章 最古の絵巻物と「ニシムイ」美術村 第七章 米国所在の沖縄の文物の移動の背景~修士論文の概要 あとがき

著者について

高安 藤

1943年12月17日、沖縄県うるま市生まれ。米国アイオワ大学で英文学の学士号、琉球大学で歴史学の修士号を取得。米国総領事館の広報文化担当補佐官在任中、戦時中に持ち出された「沖縄の宝物」の返還構想を提案し、至宝13点のFBI盗難美術品ファイル登録と2024年の御後絵返還の契機をつくった。また、米国に所在する約2000点の沖縄関係文物のプロビナンス(来歴)を調査した。

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