音合せ

◆第二句集 木々芽吹くエッフェル塔は透かし編み 単に広い世界を詠ったということではなく、自由にのびのびとしている。 境涯を背景にもった作品であろう。 跋・矢島渚男 ◆自選十句 良夜なり濡れたるもののみな光り 芒原髪逆だてて戻り来し 母許りへ祭りのごとき朝桜 ポインセチア音符は時を刻みゐる 独楽めがけ匍匐素早き赤ん坊 鎌倉に死者の混み合ふ冬紅葉 旅に出る前の気鬱や芭蕉の忌 人の死に鐘鳴りつづく芽吹く村 形代の片袖上げて流れゆく 紫の小花地獄の釜の蓋

著者
山田榧
出版社
ふらんす堂
発売日
2023-11-30
価格
2,600円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784781415963

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