残照

◆第三句集 一生に一句の一念寒昴 この一念はまだまだ残照となってはおらず、 十分な気概をお持ちであると、この句集から感じられます。 次の句集の上梓は、是非「白寿」の時を期待します。 (跋より・岡部恒田) 序句・鈴木直充 ◆自選十句 戦争と平和に生きて秋思かな 初めての手製の雑煮亡き妻に 新暦めくるや厚き未知の日々 杖と医を頼りの卒寿あたたかし 満帆の帆引き船ゆく雲の峰 夕蛍いまは望まぬ不老不死 秋の雲旧居近くの駅仰ぐ また一日いのち賜る秋の朝 老い独り一間を城に年の暮 残照や故郷遠く涅槃西風
- 著者
- 津久井たかを
- 出版社
- ふらんす堂
- 発売日
- 2023-08-25
- 価格
- 2,800円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784781415833
発売済み
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