水無月の鹿

◆第一句集 しやぼん玉うかとたましひ吹き入れし 詩人としての矜持を保ちつつ、謙虚に俳句形式に向かわれた成果がこの句集である。 跋より・満田春日 ◆自選十句 ヒロシマノマツクラガリノサクラカナ 棕櫚の日の人のすくなき列に付き 下駄箱のさんざめくなり黴の花 水無月の鹿がのぞくよ厨口 炉心溶融白繭にさなぎ眠りて 塩舐めて牧夫は夏を痩せにけり ひとつ囲にふたつ蜘蛛棲む秋の空 天守へとご門の多し穴惑 白式部旅に死にたる馬多し 渤海へ攫はれてゆく冬没日 跋・満田春日 栞・岸本尚毅
- 著者
- 竹腰 素
- 出版社
- ふらんす堂
- 発売日
- 2024年6月6日
- 発売日の出典
- openBD
- 価格
- 2,800円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784781416502
発売済み
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