骨に似る

◆第二句集 鉄棒に三つの高さ空つ風 小学校の校庭、あるいは小公園のような所。子供の成長に合わせた三つの高さの鉄棒、その鉄棒を吹抜ける空っ風、蕭条とした風景を描いている。 序・古田紀一 ◆自選十句 清流に足をゆだねて夏柳 のぞき込めば虫籠の虫天井に 骨に似る紙の手ざはり秋立ちぬ 自撮りせるうしろの窓の日短 花吹雪ひとひらも手に乗らざりし 春ストーブ吾には向かず押印す 秋晴れの馬上に恋を忘れけり くたびれて頬の熱さよ風花 その音に汗の冷えゆく双ひしぎ どこまでも西日のあたる眉間かな
- 著者
- 飯塚よし枝
- 出版社
- ふらんす堂
- 発売日
- 2024-08-16
- 価格
- 2,700円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784781416625
発売済み
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