尊厳概念を問う途上にて

岩佐宣明先生追悼論文集

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「尊厳」をめぐる思索、その継承と発展へ 新たな社会統合の理念として学際的研究が進む「尊厳」概念。その探究をさらに深化させ「尊厳学」を牽引した哲学者・岩佐宣明先生の学術的遺産へ、哲学・倫理学・文学・経済学・生命倫理等の各分野から応答。氏とともに歩んだ研究者25名と家族が捧げる論文集。 【執筆者一覧(目次順)】 加藤泰史(椙山女学園大学/一橋大学) 齊藤安潔(椙山女学園大学) 森永 駿(椙山女学園大学) 高木 駿(北九州市立大学) 品川哲彦(関西大学) 青田麻未(上智大学) 馬場智一(法政大学) 小林道太郎(大阪医科薬科大学) ギブソン松井佳子(神田外語大学) 杉本俊介(慶應義塾大学) 後藤玲子(帝京大学/一橋大学) 香川知晶(山梨大学) 石井哲也(北海道大学) 中塚晶博(岐阜聖徳学園大学) 松原洋子(立命館大学) 石井礼花(東京医科大学/東京大学) 田坂さつき(立正大学) 美馬達哉(立命館大学) 山田弘明(名古屋大学) 久保田進一(南山大学) 吉田健太郎(愛知教育大学) 長谷川暁人(岐阜大学) 別所良美(名古屋市立大学) 城田純平(神戸市看護大学) 府川純一郎(岐阜大学) 岩佐裕美/岩佐青空

著者
加藤 泰史
出版社
浮舟社
読者対象
教養書
内容
哲学
発売日
2026年12月15日
発売日の出典
openBD
価格
7,000円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784911706022
ページ数
336ページ
判型
A5判

発売まであと60日

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目次

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【1 岩佐宣明の経歴と業績】 (1)岩佐宣明先生の急逝を悼んで(Gedanken bei dem plötzlichen Ableben des hochwohlgebornen Herrn, Herrn Professor Nobuaki IWASA)──編者前書きに代えて(加藤泰史) 【2 追悼の岩佐宣明】 (2)「責任ある研究とイノベーション」の価値基盤としての尊厳──RRIとGIの比較検討を通じて(齊藤安潔) (3)関係性と脆弱性のうちにある尊厳と自律──自己決定的な死をめぐって(森永 駿) (4)非ヒト生物と価値概念──自然化された価値論の可能性(高木 駿) (5)尊厳、審級、超越──岩佐宣明との遅すぎた対話の試み (品川哲彦) (6)尊厳の拡張──ジョン・デューイの習慣論から考える(青田麻未) (7)「選ばれた者の尊厳(la dignité d’élu)」という挑戦──尊厳概念史における(馬場智一) (8)ケアから尊厳を考える(小林道太郎) (9)ケアの実践と本源的につながる「尊厳」──関係性重視のケア倫理に導かれて(ギブソン松井佳子) (10)比較可能な内在的価値としての尊厳──ルース・チャンの価値論による再構成(杉本俊介) (11)尊厳への評価的態度と象徴的思考の合流──岩佐宣明「被造物の尊厳」論文との対話より(後藤玲子) 【3 美馬達哉『臨床と生政治』を読む】 (12)美馬達哉『臨床と生政治』第四部「〈医〉と社会」をめぐって──若干の質問(香川知晶) (13)美馬達哉『臨床と生政治──〈医〉の社会学』 書評──第二部 〈医〉と技術)石井哲也) (14)美馬達哉『臨床と生政治──〈医〉の社会学』書評──第四部 〈医〉と社会(中塚晶博) (15)書評:美馬達哉『臨床と政治学──〈医〉の社会学』第一部(松原洋子) (16)美馬達哉『臨床と政治学──〈医〉の社会学』──「臨床と生政治」第一部「〈医〉と専門知」を読む(石井礼花) (17)美馬達哉『臨床と生政治』青土社、二〇二四年 書評会 まとめ(田坂さつき) (18)『臨床と生政治』から尊厳へ(美馬達哉) 【4 デカルト研究の岩佐宣明】 (19)岩佐宣明君の思い出(山田弘明) (20)デカルトにおける「コギト」をめぐって──岩佐論文を通じて(久保田進一) (21)岩佐宣明のコギト解釈の可能性(吉田健太郎) (22)コギトは語れるのか──ベルクソン言語論からみたデカルトの自己認識(長谷川暁人) 【5 名古屋の岩佐宣明】 (23)岩佐宣明事務局長を偲んで──名古屋哲学研究会『哲学と現代』第四一号〈追悼号〉巻頭言(別所良美) (24)死すべき者としての運命をともにして(城田純平) (25)岩佐宣明先生追悼エッセイ 温かく大きな肩を偲んで(府川純一郎) 【6 家庭の岩佐宣明】 (26)共に過ごした日々(岩佐裕美) (27)息子のノートより(岩佐青空) 後書き 執筆者紹介

著者について

加藤 泰史

1956 年生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。椙山女学園大学外国語学部教授/一橋大学名誉教授。専門は哲学・倫理学。著書に『尊厳概念の転移』(共編著、法政大学出版局、2024年)、『スピノザと近代ドイツ──思想史の虚軸』(編著、岩波書店、2022 年)、Kant’s Concept of Dignity (Berlin/Boston: De Gruyter, 2019.Gerhard Schönrich との共編著)ほか。

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