ナラティブ精神分析

メラニー・クライン臨床ドキュメント

「精神分析」というコトバを耳にして“こころが弾む”御仁は余程のマニアでしょう。難解な用語で「人の闇を暴く」冷徹なイメージですよね。そんな偏見がカウンセリング界隈でも根強い現状です。――本書はこうした“こころが塞ぐ”精神分析像を払拭します。ここには15年にわたるドキュメンタリーが繰り広げられ、リアルな交流が展開します。専門用語は見あたりません。なぜなら《理論》が生まれるオリジンの《ありのまま》が描かれているから。巨匠が私たちと同じく「泥臭い対話」を繰り返す姿に触れてみませんか!

著者
Ch. イングリッシュ、筒井 亮太、原田 康平
出版社
木立の文庫
読者対象
専門書
内容
心理学
発売日
2026年11月30日
発売日の出典
openBD
価格
4,500円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784909862501
ページ数
344ページ
判型
A5変型判

発売まであと45日

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目次

巻頭言(松木邦裕) 第1章 しっかり抱えられてこなかった 第2章 準備は万全、私はそちら側にいる 第3章 生涯にわたりつきまとっていた死 第4章 焼け焦げた芝の上を歩く 第5章 涙から得られる安堵 第6章 非難、抑鬱、昔の描写 第7章 もはやそれほど深くない 年表: メラニー・クラインとその時代

著者について

Ch. イングリッシュ

英国のサウス・オックスフォードシャーで個人開業を営む精神分析家で、児童から青年、成人と幅広い年齢層の患者と会っている。英国精神分析協会のフェローで、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン精神分析ユニットの名誉准教授、メラニー・クライン・トラストの管理者を務めている。 本書は彼女の代表作である。2026年にはThe International Journal of Psychoanalysisで本書は集中的に取り上げられ、現代の分析家たちがさまざまな角度から議論を重ねている様子を垣間見ることができる。

筒井 亮太

関西大学大学院心理学研究科修了。臨床心理士、公認心理師。 現在、たちメンタルクリニック・上本町心理臨床オフィス勤務。 著書に『集団・組織・施設に活かす心理臨床』編著〔創元社, 2026〕、『スクールカウンセラーの生存戦略』共編著〔日本評論社, 2026〕、『トラウマとの対話』共編著〔日本評論社, 2023〕などがある。 訳書には、ドゥシンスキーほか『アタッチメントとトラウマ臨床の原点』〔誠信書房, 2023〕、ペダー『アタッチメントと新規蒔き直し』〔みすず書房, 2023〕、チヴィタレーゼほか『もうひとつの精神分析入門』監訳〔木立の文庫, 2024〕、ボラスほか『こころの秘密が脅かされるとき』共訳〔創元社, 2024〕、クラパロほか『トラウマと解離の文脈』共訳〔金剛出版, 2025〕、シミントン『カウンセラーの選びかた』〔晶文社, 2025〕、カーシュナー『ウィニコットとラカンに学ぶ』〔日本評論社, 2026〕などがある。

原田 康平

九州大学医学部医学科卒業、福岡大学大学院 医学研究科社会医学系専攻 博士課程修了。福岡大学医学部精神医学教室 助教、同教室 講師、同教室 病棟医長、外来医長、教育医長を歴任。 現在、福岡大学医学部精神医学教室 医局長。 精神科医、医学博士、精神分析家。 国際精神分析学会:会員、日本精神分析協会:Faculty会員、日本精神分析学会:認定精神療法医。精神保健指定医:指導医。精神科専門医:指導医。

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