百日紅

◆第一句集 父母恋ふに百日紅の戦後あり この句集のテーマは、百日紅に象徴される終戦と戦後の日々にある。同時に父と子の家族の風景、百日紅を描く自然詠など、日常へそそぐ濃やかな眼差しがある。 (跋より・井上康明) ◆自選十句 囀りの奥へ奥へと畑を打つ 山風に甘え心の辛夷の芽 身の内の糸のほぐるる春の波 百日紅子が小走りに父のあと 藪枯しもうその先に道見えず 父と子の話してゐたる夜の秋 瀬の音を離さぬ山廬秋初め 藍甕に藍のしづまる良夜かな 思惟佛のおん眉桜紅葉かな 鹿の瞳の近づいて来る冬の草
- 著者
- 小野打美智子
- 出版社
- ふらんす堂
- 発売日
- 2024-11-18
- 価格
- 2,800円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784781417073
- ページ数
- 244ページ
発売済み
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