何をしに

◆第十句集 私は、小さいが四季の変化に恵まれた島国に生まれ、ここに伝えられた極小の詩型に遊び携わってきたに過ぎないが、文明の危機を憂いつつ、それが杞憂に終わることを願うのみである。(あとがきより) ◆作品紹介 みづうみのさざなみにのり山桜 湯の菖蒲頭に巻いてみたりけり 残花余花散花を遊行柳まで 老いるとは火とぼることか火の恋し 羽ふるふ小さな日雀小さな詩 考へる形にいきみあたたかし 去年今年時は流れず積りゆく 祟りあふ民族の壁夏の月 にんげんは言葉で遊び枯葉の木 待つによき薪ストーブの炎かな
- 著者
- 矢島渚男
- 出版社
- ふらんす堂
- 発売日
- 2024-08-07
- 価格
- 3,000円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784781416458
発売済み
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