竹の春

◆第二句集 今までも今も幸せ赤まんま 夫にわれ我に夫ゐて年新た 大いなるものは映さず初鏡 著者の宮谷昌代さんは、いつも前向きで明るい。その人柄は俳句にも現れていて、読む人の心をなごませてくれる。 これからも「天塚」の伝統を守ると共に、俳人として積極的に活動していただきたいと思う。 (帯より・片山由美子) ◆自選十句 煩悩の数と思へり落椿 前へ行く時は前見てチューリップ 生まれたる数だけ消えてしやぼん玉 滝の前いつしか滝になるわたし 紙魚育ついづれは反故となる蔵書 秋茄子傷に貫禄ありにけり そろそろと思うてをればばつたんこ 子と遊びたくてどんぐり拾ひけり 善悪の隙間を生きて竜の玉 ありがたうは結びの言葉冬灯 一つとは限らぬ答へ花八手 天命にゆだねて励む竹の春

著者
宮谷昌代
出版社
ふらんす堂
発売日
2023-09-04
価格
2,800円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784781415772

発売済み

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