十一月の光

◆第一句集 小綬鶏に呼ばれ明るき林へと 句の素材が多様で、自然詠、身辺詠、境涯的な句を問わず、きちんと対象と向き合い、よく観察しよく感じ取っている。モノを見せ、モノに語らせているのが強い。 (序より・守屋明俊) ◆自選十句 鎮魂や遠き渚の黄水仙 春や銀輪風にプリーツひるがへる 竹の秋稚児の瞳に葉の揺るる 合歓咲くやかすかな音も捉へんと 日々ひとつ良きこと見つけ草の花 幾筋も秋水集め梓川 ひと回りして夕顔の実のほとり 天高しタオル干すにも色に順 川流る十一月の光溜め 小綬鶏に呼ばれ明るき林へと
- 著者
- 田中 京
- 出版社
- ふらんす堂
- 発売日
- 2024-08-28
- 価格
- 2,800円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784781416786
発売済み
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