問答無用

◆第一句集 禿頭を西瓜のごとく冷やしけり 私が最初に推薦句に採った作品だが、坐髙さんの鷹衆に対する茶目っ気に満ちた挨拶だったのだろう。栄一邸でのガイドも、訪れる人をさぞかし楽しませているに違いない。 序より・小川軽舟 ◆自選十句 朧夜や妻の出かける悋気講 禿頭を西瓜のごとく冷やしけり 赤土を喰らひて伸びる竹煮草 故郷の山が四股名の浴衣かな 兵たりし父のまぼろし馬洗ふ 葈耳を胸に飾りて甲子雄恋ふ 一位の実含み男と女かな 灯を寄せて羽子板市は雨のなか 誉めるほかなき大寒の寒さかな 霾るや問答無用の死が迫る
- 著者
- 瀬下坐髙
- 出版社
- ふらんす堂
- 発売日
- 2025-05-19
- 価格
- 2,800円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784781417349
- ページ数
- 182ページ
発売済み
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