春を待つ

◆第一句集 家中の鏡を磨き春を待つ 春子さんの句はユーモアもたっぷりで、思わず吹き出してしまうような句も多く、 読者を飽きさせることがない。 (序・白濱一羊) ◆自選十句 杉花粉遠くへ行きたがる男 トーストは聖書の厚さ涼新た うららかや門の乳鋲のF カップ 放課後のやうな静けさ木の実降る 実ざくろや口のとんがる反抗期 風受けて音叉となりぬ冬木立 家中の鏡を磨き春を待つ 花びらに磁力ありけり花筏 袖折ろか衿立てやうか更衣 年玉や電信柱めく十五
- 著者
- 大平春子
- 出版社
- ふらんす堂
- 発売日
- 2023-07-10
- 価格
- 2,600円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784781415642
発売済み
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