風は春

◆第一句集 どうして春が来るの どうして春になるの  こどものころから ずっと不思議だった いまは思う 草も鳥も海も風も 赤ちゃんも 星になったひとも 懸命に春になろうとしている (著者) ◆自選十句 料峭やかはりばんこに麺麭を抱き 鳥の恋伎芸天女の闇うごく 父のなき父の田圃の春景色 花満つやこの世に誰もゐなくなり 涼しげに子を産むちから誇りけり ゆふやみの底に夕焼の千曲川 金閣寺水かげろふに灼けにけり 名月を呑みたる海のあをあをと 小春凪暮るれば胎へかへるとき 聖夜へと入りゆくテールランプかな

著者
宮崎洋
出版社
ふらんす堂
発売日
2024-12-06
価格
2,600円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784781417097
ページ数
206ページ

発売済み

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