菊と一銭五厘
レーベルは山本巖ブックレットシリーズです。
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地獄の戦線を生き延びた兵士たち 彼らにとっての戦後とはなにか かつて、福岡、佐賀、長崎出身者で編成する「菊部隊」という精強部隊があった。天皇家の紋章である「菊」を冠された栄光の部隊だが、敗色濃いビルマ戦線では、武器も食糧の補給もないままに死線をさまよった。 その地獄の戦線から無事生還したのはほとんど奇跡と言ってよい。彼らは戦後の混乱期も高度成長の時代も、ただ黙って働き続けた。そして戦後30数年たって老境に差し掛かったとき、彼らの胸のうちから堰を切ったように噴出する言葉があった。 「一銭五厘」とは召集令状のはがき代であり、転じて兵士たち自身をいう。その一銭五厘たちがどういう思いでビルマ戦を戦い、戦争を全否定した戦後社会をどう生きてきたか。反戦平和という戦後的イデオロギーでは届きようもない元兵士たちの暗部を探る。
- 著者
- 山本 巌
- 出版社
- 書肆侃侃房
- 読者対象
- 一般書
- 内容
- 日本の評論・随筆
- 発売日
- 2002年8月8日
- 発売日の出典
- openBD
- 価格
- 600円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784998067535
- ページ数
- 88ページ
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