熊本・反乱の系譜
レーベルは山本巖ブックレットシリーズです。
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神風連-反近代の源流を見る 殉死-浪漫主義者・蓮田善明の自死 告発-近代市民社会への反逆 付 エッセイ・モッコスの住む街で 八割は相手に賛成でも、残りの二割の部分で断固として異議を申し立てるのが肥後モッコスだという。確かに熊本の近代以降の歴史をみると、「反乱の系譜」と名づけたくなる誘惑に駆られるのだ。 明治9、10年の士族反乱の動機は反・明治政府だったが、その中で神風連の乱は一種特別である。彼らにはいかなる打算も成算もなく、近代という時代を拒否するために決起し、その激しい拒否感を表現するために死んで見せたとさえみえる。 「水俣病を告発する会」が発足したのは昭和44年である。この会は「義によって助太刀致す」という、戦後の反体制運動とはまったく異質の古風な情念を行動の原理とし、行政や企業はもちろん、裁判、弁護士、支援運動など、つまり近代市民社会のシステム全体への疑義を突きつけた。 この戦後の反乱にもまた、いかなる打算も成算もなかった。
- 著者
- 山本 巌
- 出版社
- 書肆侃侃房
- 読者対象
- 一般書
- 内容
- 日本の評論・随筆
- 発売日
- 2003年5月15日
- 発売日の出典
- openBD
- 価格
- 600円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784998067566
- ページ数
- 124ページ
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