祖国幻影

レーベルは山本巖ブックレットです。

同じ著者の書籍を5冊、関連書籍に掲載しています。

望郷-70年目のブラジル移民 帰郷-ある在日朝鮮人の場合 朝鮮凧-ニッポンは祖国にあらず  第2次大戦後、ブラジルの日系移民の間では「日本は勝った」と信じる人々が少なからずいた。例えば、サントスの港には各地から2千人もの日系移民が集まった。移民の長年の労苦に報いるために、戦勝国・日本の軍艦が、日の丸を翻らせて迎えに来るという噂が流れたのである。望郷の思いに駆られた移民たちが共同の幻影を見たのであった。  棄民という言葉がある。近代の国家はしばしば民を棄てたが、にもかかわらず棄てられた民は祖国幻想を捨てなかった。ブラジル移民のほか、日本生まれの在日朝鮮人、植民地時代の朝鮮で生まれた日本人と、国家の歴史によって祖国・故郷から引きはがされたゆえに、身をよじるように自分の存在の根拠を追い求めた3つのケースを取り上げる。

著者
山本 巌
出版社
書肆侃侃房
読者対象
一般書
内容
日本の評論・随筆
発売日
2002年5月25日
発売日の出典
openBD
価格
600円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784998067528
ページ数
96ページ

発売済み

Xでシェア

関連書籍

広告