福岡から見た昭和史
レーベルは山本巖ブックレットです。
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大牟田市で、世界史上例のない集団赤痢が発生したのは、昭和12年9月のことだった。1週間で患者は1万人に達し、死者は700人にも上った。それだけの大事件でありながら、真相はついに明らかにされなかった。事件は複雑怪奇な経過をたどったが、その背後では恐らく軍部の強い圧力が働いていた。 この事件ひとつとっても、昭和という時代がいかに容易ならざる時代であったかがわかる。昭和は戦争の時代だが、それだけでなく、戦後の経済主義も含めて、結局は明治の近代化路線の矛盾の延長線上にあったと認識できる。福岡の昭和史から日本の近代が見えてくる。
- 著者
- 山本 巌
- 出版社
- 書肆侃侃房
- 読者対象
- 一般書
- 内容
- 日本の評論・随筆
- 発売日
- 2003年2月17日
- 発売日の出典
- openBD
- 価格
- 600円(税込・書誌情報提供:openBD)
- ISBN
- 9784998067559
- ページ数
- 136ページ
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