愛する人の早すぎる死

悲嘆の底から歩みだした9人の物語

若くして、人生のパートナーを亡くすということ 最愛の人を失って、世界が崩壊した。 自身のアイデンティティすら揺らぐ実存の危機に直面して、人はどう生きるのか。 若くして配偶者・パートナーを亡くした8名と、同じ体験をもつグリーフ・カウンセラーがつむぐ、九つのグリーフ・ストーリー。 事故、突然の余命告知、震災、テロ……想定外の死に伴うグリーフの特殊性と、生活上の困難が、当事者の語りによって明らかに。 しかしそれでも、人は人生を立て直していく。 生きる意味を問い、新しい旅へと向かった九人の姿は、人間のレジリエンスと無限の可能性を示している。 死別を経験した人にも、その人を支えたい人にも、希望と励ましを届ける一冊。 愛する人との物語は、死で終わらない。

著者
鈴木 剛子
出版社
道和書院
読者対象
一般書
内容
心理学
発売日
2026年11月18日
発売日の出典
openBD
価格
2,200円(税込・書誌情報提供:openBD)
ISBN
9784810536041
ページ数
240ページ
判型
四六判

発売まであと33日

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目次

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はじめに 1 若くして配偶者/パートナーを失うということ 2 それでも、人は人生を立て直していく 第Ⅰ部 Case 1 崩壊した世界から立ち上がる ――発病わずか三週間で夫を亡くした心理学者の道のり Case 2 人生の舵取りは自分でする ――二〇代、海外の事故でフィアンセを亡くす Case 3 自分自身をいったん失って、作り直す ――東日本大震災の復興に尽力した夫を四〇代で亡くす Case 4 トラウマの残影と「出会い直し」 ――不在のあいだに起こった自宅階段の転落事故 Case 5 生かされて、そこに何か意味があるなら ――妻の死後にキリスト教に出会い、聖職者に Case 6 分かち合い、寄り添う ――グッド・グリーフ・ネットワークを立ち上げる Case 7 レガシーを引き継ぐ ――米国同時多発テロで三一歳の夫を失う Case 8 生きていてほしかった ――3.11東日本大震災で夫と故郷のすべてを喪う 第Ⅱ部 Case 9 新しい旅立ち ――私のグリーフ・ストーリー あとがき

著者について

鈴木 剛子

国際基督教大学教養学部卒。グリーフ・カウンセリング・センター(GCC)代表。グリーフ・カウンセラー、死生学およびグリーフ学の教育者。麗沢大学、桜美林大学社会人講座、山梨英和大学の非常勤講師を歴任。日本自殺予防学会、International Work Group on Death, Dying & Bereavement 会員。 大学卒業後、日本語教師、外資系企業役員を務める。夫との死別をきっかけに実業界を引退。カナダの King's University Collegeに留学(2000)、死生学・グリーフ学の専門課程を修了(2002)。Huron University College 大学院神学部修士課程修了(2004)。 帰国後、グリーフ学の普及とグリーフ・カウンセリングの実施を目指してGCCを設立。ロバート・ニーメヤー教授をはじめ多数の海外講師によるワークショップを主催し、専門分野の最新情報の導入に努める。 訳書:ロバート・ニーメヤー『大切なものを失ったあなたに――喪失をのりこえるガイド』(2006、春秋社)、共訳書:ショーン・シア『自殺リスクの理解と対応――「死にたい」気持にどう向き合うか』(2012、金剛出版)。

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