2026年11月7日発売の新刊一覧

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該当件数: 5件

2026年11月7日

クラウゼヴィッツの歴史・政治著作集

19世紀プロイセンの軍人・軍事思想家クラウゼヴィッツ(1780–1831)が、『戦争論』とは別に生涯にわたって書きつづけた歴史論考と政治論考を集成した著作集。スペイン継承戦争の覚書、1806年プロイセン崩壊の分析、恩師シャルンホルストの評伝、ナポレオンのロシア遠征の記録、そして軍制改革・ドイツ統一・ポーランド問題をめぐる政治論考まで、歴史著作6篇・政治著作11篇を収める。 編者はクラウゼヴィッツ研究の世界的権威ピーター・パレットとダニエル・モラン。原書は英語圏でクラウゼヴィッツ研究の必読文献とされてきたもので、その全訳としては本書が初の邦訳となる。 【目次】 序文 謝辞 略語一覧 地図一覧 第一編 歴史著作集 序章 第一章 「ウルサン公妃に宛てたマントノン夫人の手紙を読んでのスペイン継承戦争についての若干の覚書」(1826年以降) 第二章 「オーストリア継承戦争についての考察」(1820年代初頭) 第三章 「プロイセンの大破局に関する考察」(1823–1825年)より 第四章 「シャルンホルストの生涯と人物像について」(1817年) 第五章 『1812年ロシア戦役』(1823–1825年)より 第六章 「1814年フランス戦役の戦略批判」(1820年代初頭)より 第二編 政治著作集 第二編への序論 第七章 歴史と政治に関する覚書(1803–1807年) 第八章 「ドイツ人とフランス人」(1807年) 第九章 歴史と政治に関する覚書(1807–1809年) 第十章 フィヒテへの書簡(1809年) 第十一章 「政治宣言」より(1812年) 第十二章 ドイツ連邦軍について(1818年) 第十三章 「我が国の軍事制度」(1819年) 第十四章 「プロイセン式ラントヴェーアの政治的利点と欠点について」(1819年) 第十五章 「反政府活動」(1820年代初頭) 第十六章 「ポーランド分割以後のヨーロッパ」(1831年) 第十七章 「ドイツの存立に関する根本問題について」(1831年) 概説及び解説 訳者解説 参考文献 註 索引

発売まであと22日

6,000円(税込・書誌情報提供:openBD)

音楽大学・高校 学校案内2027 国公立大・私大・短大・高校・大学院・音楽学校

全国の音楽関連の専攻・コースを持つ学校(国公立大学・私立大学・短期大学・高等学校・大学院・一般大学音楽関係講座・音楽学校)についての総合受験ガイドブック。毎年、最新の学校データ、次年度の受験データと入試内容を中心に掲載している。今回の巻頭カラー特集では“自分の将来を見据える!”ということで『学生へのキャリアサポートとその進路』を掲載。また好評の、企画特集『現役生に聞く!音大生活レポート』では、実際に音大に通っている学生たちが、学校での生活の実際を本音で語っている。音楽関連の受験をする学生たちにとって、この1冊からさまざまな学校の状況を一挙に見渡すことのできる内容となっている。

発売まであと22日

3,900円(税込・書誌情報提供:openBD)

戦争と指導者

「2週間以内に決める」。その言葉が爆撃命令に変わるまで、2日余りだった。「キーウは72時間で落ちる」。そう見積もられた戦争は、いまも終わっていない。「日本必敗」。模擬内閣がそう結論した3か月後、機動部隊は真珠湾へ向かった。 3つの戦争はどれも、狂人の密室からではなく、資料の配られた会議室から生まれている。地図があった。統計があった。参謀も、法律顧問もいた。それでも、負けるはずの戦争が選ばれた。恐ろしいのは、彼らが合理的に見えることだ。 本書が測るのは、「合理的に見える」と「合理的である」のあいだに走る、細く深い溝である。過信、道徳化された怒り、自己欺瞞、排他的ナショナリズム——判断を戦争へ傾ける4つのメカニズムを取り出し、トランプとイラン危機、プーチンとウクライナ戦争、太平洋戦争という3つの決定の内側へ分け入る。素材の違う3つの事例に同じ物差しを当て、判定の基準は分析に先立って固定した。後出しの説明を、この本は自分に許していない。 問いは、開戦の是非ではない。警告はいつ儀礼へ変わったのか。届いたはずの反証は、なぜ「あと一押し」の燃料へ変わったのか。最後に、同じ圧力の下で戦争にならなかったキューバ危機の13日間が、「仕方なかった」という諦めへの静かな反証として置かれる。 本書を読み終えたあと、ニュースで「他に選択肢はない」という言葉を聞いたとき、あなたはきっと立ち止まる。それは決意の表明ではなく、危険な兆候かもしれないからだ。 【目次】 まえがき 序章 戦争は理性では説明しきれない 第1章 なぜ指導者は非合理的な戦争に踏み切るのか 第2章 トランプとイラン危機――威嚇、保証、自己欺瞞 第3章 プーチンとウクライナ戦争――過信と短期戦幻想 第4章 太平洋戦争――怒りと誤算の連鎖 終章 戦争はなくならないのか あとがき 巻末資料  付録1 判定の総括/付録2 危機判断の点検項目/初出一覧/略語一覧/  図表一覧/索引 ※参考文献(1,012項目)は小社ウェブサイトでPDF公開(書籍に二次元コードを掲載)

発売まであと22日

3,800円(税込・書誌情報提供:openBD)

鏡の中の錯乱

「プラスの詩は、数々のペルソナを渡り歩き、いくつもの〈役割〉に引き裂かれながら生きる女性の強烈な生へのエネルギーで満ち溢れている」(小川公代)。 女性であることの「受難」の奥深くに分け入ってみずからの想像力を解き放ち、「マイナー文学」としての詩的言語を創造したシルヴィア・プラス。生前唯一の詩集『巨像』、死後刊行され一躍評価を高めた『アリアル』や『冬の樹々』ほかより精選した詩篇にくわえ『三人の女』を収録。最適の訳者による日本独自の詩選を新たな装いで刊行。自伝小説『ベル・ジャー』で知られるピューリッツァー賞受賞作家の本領がここに。

発売まであと22日

3,000円(税込・書誌情報提供:openBD)

話せない日もあるけれど…トラウマと社会と「私」のこと

性暴力被害を実名で告発した安田菜津紀と、自死や震災で家族を失った佐藤慧。ジャーナリストの二人が自らの体験を起点に、トラウマを「個人の苦しみ」から「社会の構造的な問題」として捉え直す一冊。 痛みを背負ったあとの心身に何が起き、どう感じ、どう生きてきたのか。二人の個人的な歩みを社会背景と重ね合わせながら、池田鮎美(性暴力を考えつづけるプラットホーム「プラネチカ」代表)、田口ローレンス吉孝(社会学者)、蟻塚亮二(精神科医)との対話、さらに韓国・光州民主化運動の取材を通して、性暴力、差別やヘイトスピーチ、国家暴力などがもたらすトラウマの実態を浮き彫りにする。 トラウマの回復は一直線ではない。安易な克服の物語に抗い、「弱さ」と共に生きられる社会をどうすれば築けるかを問いかける。

発売まであと22日

2,000円(税込・書誌情報提供:openBD)